2022年度の大学入学共通テストは、2022年1月15日と16日に本試験、2週間後の1月29日と30日に追試験が実施されます。
多くの受験生、保護者の方が気になるのは新型コロナウイルス感染症に関する対策ではないでしょうか?
今回は、大学入試センターが公表した、令和4年度(2022年度)大学入学共通テスト新型コロナウイルス感染症対策について記事にしました。
また大学入学共通テストの試験会場に持っていくといいものを合わせて紹介します。
大学入学共通テストの新型コロナウイルス感染症対策は?
大学入試センターが公表した新型コロナ感染症対策の主な内容は次の2つ。
マスク着用の義務付け
新型コロナ感染症対策については、試験場内でマスクの着用が義務付けられています。
そのため、試験当日にマスクを着用していない受験者がいた場合には、あらかじめ各試験場で準備したマスクを試験場の入口等で配付し、試験場では常に鼻と口の両方を確実に覆うようマスクを正しく着用させることとしています。
無症状の濃厚接触者への対応
また、無症状の濃厚接触者への対応は次の通り。
- 大学入学共通テストへ出願済みであること
- 無症状濃厚接触者が、PCR検査等の検査結果が陰性であること
- 受験当日も無症状であること
以上の要件も満たしている場合は、受験を認めることとされました。
試験時間以外での感染症対策
さらに、休憩時間や昼食時、試験場への入退場時などに他者との接触や会話を極力控えることを掲示物を使うなどして注意喚起を行うこととなりました。
大学入学共通テストに持っていきたいもの
ここからは、大学入学共通テスト当日、試験会場に持っていったほうがいいものを紹介します。
不織布マスクの予備
マスクは必ず予備マスクを2、3枚持っていくようにしましょう。
気をつけたいのはマスクの種類です。
ウレタンマスクや布マスクは非常に感染リスクが高いので避け、不織布マスクを持参しましょう。
個人的に大学受験におすすめするマスクは不織布の立体マスクです。
口や鼻がしっかりガードされるため、感染予防効果が期待できること、メガネが曇りにくいこと、さらに立体構造のため、息がしやすいので、試験中に息苦しくなる心配がありません。

ポケットティッシュ
大学入学共通テスト会場は初日の朝が一番寒いことが多く、試験を受けて行くにつれて、鼻がむずむずする受験生がたくさんいます。
そのため、ポケットティッシュは多めに持っていった方が無難です。
ちなみに、大学入学共通テスト会場では、ポケットティッシュは袋から全て出して机の上に置くことが基本となっています。これはカンニング防止の目的もあります。
携帯用のアルコール除菌スプレー
飛沫感染防止のためにも、携帯用のアルコール除菌スプレーは1つあると安心です。
使用する机や椅子を消毒する、ドアノブに触った後に手を除菌消毒するなど、使うタイミングは多いです。

ビニール袋
大学入学共通テスト会場では、新型インフルエンザが流行した頃から、自身の鼻をかんだティッシュのゴミはビニール袋に入れて持ち帰るようになりました。
そのため、新型コロナウイルスが流行している昨今も、ゴミの持ち帰りをしなければなりません。
なので、ビニール袋は必ず持っていくようにしましょう。

無症状の濃厚接触者は要件を満たしていれば受験は認められる

気になる無症状の濃厚接触者への対応は、どの試験場も受験希望の申し出があった無症状の濃厚接触者が、PCR検査等の検査結果が陰性であることや、受験当日も無症状であることなどの要件も満たしている場合は、受験を認める方針としました。
当日感染してしまわないように、感染予防対策をしっかりして受験するようにしましょう。
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