大学入試の旧AO入試である総合型選抜の出願が2020年9月15日から、旧公募推薦入試である学校推薦型選抜の出願が2020年11月1日から始まります。
コロナ禍ということもあって、これまでの対面式の面接がオンラインでの面接となっています。
そこで起きる可能性があるのが、インターネット回線のトラブルによる面接の停止
大学側では通信切断なら入試面接の打ち切りもあると公表しています。
今回は、大学入試という大事な機会に、インターネット回線トラブルを最小限に抑える方法を紹介します。
- インターネット回線トラブル、通信切断を防ぐ方法がある
- オンライン面接など、インターネット回線トラブル、通信切断を防ぐ方法を知りたい人
インターネット回線トラブルは面接打ち切りになる
信州大学繊維学部、明治大学農学部、実践女子大学など、オンライン面接が回線トラブルで成立しない場合は大学側で打ち切る可能性があることを事前通知しています。
つまり、不合格になる可能性があるということを、事前に通達しているのです。
インターネット回線のトラブルや、通信切断は仕方がない…とは言っていられなくなりましたね
インターネット回線が切断されにくい、安定する方法ってあるの?
もちろん、あるよ!
インターネット回線トラブルを防ぐ方法は?
オンライン面接が打ち切りになるケースとして大学側から上がっている理由は通信切断
インターネット回線が切れてしまう、通信切断を回避する方法を紹介します。
有線LANを使って接続する
有線LANとはモデムとパソコンをLANケーブルを使って接続する方法をいいます。
有線LANの最大のメリットは、LANケーブルで接続されているため、通信や電波状況が安定していることです。
つまり、インターネット回線が安心した状態で、たった1回きりの大学入試のオンライン面接を受けるには、有線LANが断然おすすめです。
wifiを使って接続するのはリスクがある
今主流となっているwifiは無線LANの認定規格の一つ。
つまり、無線LANという大きなくくりの中にwifiがあるということになり、wifiはLANケーブルを使わずに、無線接続する方法を指します。
wifiのような無線LANのデメリットは、環境によって電波状態が大きく変わること。
さらに、有線LANに比べると通信や電波状態が安定しない場合もあります。
つまり、たった1回きりの大学入試のオンライン面接で、wifiのような無線LANでインターネットに接続することは、インターネット回線が切れてしまう、通信切断されることのリスクがあるので、避けた方が賢明です。
公共のフリーwifiを使って接続するのはNG
無線LANがそもそも大学入試のオンライン面接におすすめできませんが、公共のフリーwifiは最もおすすめできません。
自宅のwifi環境が不安だからといって、外のフリーwifiを使用することがないようにしましょう。
公共のフリーwifiは回線が不安定なだけでなく、ノイズが入ることが多いです。
大切な大学入試のオンライン面接に共のフリーwifiを使用することはリスクが大きすぎます。
インターネット回線トラブルを防ぐために必要なものは?
インターネット回線が安心した状態で、たった1回きりの大学入試のオンライン面接を受けるには、有線LANが断然おすすめです。
そこで、有線LANを使うために必要な機器は次のようになります。
パソコンに有線LANポートがある場合
有線LANを使うためには、LANケーブルが必要です。
一般的に、モデムには通常1個から4個のポートがあって、このポートにLANケーブルの端子を差し込むだけで、インターネットを使うことができるようになります。
有線LANポートがないパソコンやipadの場合
有線LANポートがないノートパソコンやipadの場合、次の3つが必要です。
- 有線LANアダプター
- LANケーブル
有線LANアダプターのポートにLANケーブルを挿し、反対側についているUSB端子をノートパソコンやipadに挿すことで、インターネットにつなぐことができます。
有線LANで使用するLANケーブルの選び方は?
有線LANでインターネット通信をするために欠かせないものがLANケーブルです。ここからは、LANケーブルの選び方についても見ていきましょう。
LANケーブルはスタンダードタイプがおすすめ
LANケーブルには主に次の4つのタイプがあります。
- スタンダードタイプ
- やわらかいタイプ
- 極細タイプ
- フラットタイプ
スタンダードタイプは断面が円形で被膜が厚く、太い導線を使用しています。ノイズに対する強さといった、電気的特性に優れている点がメリットになります。
デメリットは、断面が円形で被膜が厚く、太い導線を使用していることから曲げにくいので、モデムとパソコンやipadが離れた場所にある場合は、壁に沿わせて設置するには扱いづらいという点があげられます。
しかし、大学入試のオンライン面接に使う事を考えれば、扱いづらいというデメリットよりも、ノイズに強いメリットをいかすほうが断然いいです。
一方、やわらかタイプや極細タイプ、フラットタイプは曲げやすいので、隙間への設置も可能となり、スタンダードタイプよりも断然扱い安くなります。
しかし、LANケーブルの導線が細いため、外部からの損傷リスクが高いこと、周囲のノイズの影響を受けやすいというデメリットがあります。
もし、やわらかタイプや極細タイプ、フラットタイプのLANケーブルを使用する場合は、細長いカバーや床用モールなどで覆うなどして、LANケーブルそのものを保護すれば、デメリットを少なくすることができます。
LANケーブルはカテゴリー6以上がおすすめ
通信回線やモデム、wifiルーターがたとえ高性能であたっとしても、LANケーブルが高速通信に対応していなければ、快適にインターネットを使う事ができません。
LANケーブルの速度は、カテゴリで分類されています。
オンライン面接を快適に受けるのであれば、カテゴリ6以上がおすすめです。
インターネット回線トラブルで面接不合格になる可能性もある!
- インターネット回線トラブル、通信切断を防ぐためにはLANケーブルで接続する有線LAN接続を行なうといい
- 必要なものはカテゴリ6以上のスタンダードタイプのLANケーブル
- 有線LANポートがないノートパソコンやipadを有線LAN接続する場合は有線LANアダプターが必要
インターネット回線トラブルの場合は、オンライン面接が成り立たなくなってしまい、最悪不合格という結果になってしまいます。
大学入試のオンライン面接では、インターネット回線トラブルが起きないかどうか心配するよりも、事前に有線LAN接続をして、インターネット回線が快調であることを確認しておきましょう。
事前に取り除ける不安を取り除いて、大切な大学入試のオンライン面接にのぞみましょう。