共通テストの社会、理系の受験生には11月くらいから勉強を始めればいいと思っている人が毎年たくさんいます。
今回は、共通テストの社会で理系で日本史を選択した結果、ヤバいことになった体験談と、どうやって共通テストを乗り切ったのか、体験談をあつめたので紹介します。
共通テストの社会、理系で日本史を選択している受験生は参考になると思います!
共通テストの社会!理系で日本史を選択してやっちまったヤバイ体験談
まずは、実際に共通テストの社会、理系で日本史を選択してしまった体験談を紹介します。
理系で日本史を選択した場合のヤバイ体験談はほぼ覚えきれないというひと言につきます。
具体的にみていきましょう。
日本史はストーリーがあるからなんとかなるは最初だけ
地理にはまったく興味がなく、ただただ暗記しなくてはならないことが苦痛だった。ならば、ストーリー性のある日本史ならまだましかもと選択した。
序盤こそ、ストーリー性があるから日本史ならまだ行けるかと思っていたが、徐々にやっていくうちに範囲が広すぎて似たような人物・事件の名前が多すぎて覚えきれないことが発覚し、このままでは間に合わないことに気づいた。
理系には暗記量が多すぎて地獄をみる
よほど日本史が得意とか、好きではない限り、理系の人はとにかく、日本史を選ばない方がいい。
そもそも理系には、数学の演習のほかに、化学もあって、化学だけでも十分ヘビーである人が多い中、さらに膨大な知識を必要とする日本史を選択すると地獄を見ること間違いなし。
特に世界史はカタカナで長い名称がつくものが多いから、日本史ならなんとかなるかと思って選んでも意外に知らないことが多い。想像以上に大変。やり方しだいでは間に合わない。いやほぼ間に合わない気がする。
暗記しきれていなくてどの試験も散々だった
頑張って暗記したはずなのに、模試はおろか、共通テスト当日も、基礎的な年代の流れ、語句を抑えきれていないことが発覚。結局、共通テストの問題が読めず、解答できなかったから、適当にマークするしかなかった。
大まかな暗記では共通テストはまったく歯が立たなくて、細々としたところまで暗記していないと、問題すら理解できないことになる。
暗記だけでは点数がとれない
一方で、山川の一問一答を使って、しっかり重要語句を覚えたり、資料集を使ったりして写真や図を覚えたが、共通テストの日本史は誰が何をしたということだけでなく、いつくらいにどの順序でしたかなどを覚える必要があったことに試験当日気がついた。
つまり、写真や図を覚えるだけでなく、問題作成者の意図までを読み取る必要があったので、暗記だけでは共通テストの日本史はどうにもならない。
そもそもセンター試験と傾向が違った
共通テストと名前が変わった2年目の代だったこともあって、テスト傾向がまだ定まっておらず、共通テストの対策とは違った問題の設問が多く、共通テスト本番の日本史の対策ができなかった。
共通テストの社会!理系で日本史を選択してヤバイと気づいてとった対策方法
次に、共通テストの社会、理系で日本史を選択してしまってこのままではヤバイと気づいてとった対策を体験談から紹介します。
具体的にみていきましょう。
共通テストを使わない大学受験に変更する
当初は国公立志望だったが、日本史が確実に共通テストまでに間に合わないことがわかったので、共通テストを使わなくて済む私立大学の受験に特化した。
そもそも国公立志望でなく、私立大学の受験を共通テスト利用入試で受験しようと考えていたので、共通テストを利用しなくてすむように私立は一般入試を多く受験するようにした。
完全に共通テストを使わない受験に変更した。
教科書を徹底して読み込む
日本史を捨てるわけにもいかず、今さら社会の選択変更ができなかったので、とにかく教科書をしっかりと読み込んだ。
問題集は色々手を出さずに、これと決めた一冊を何周もやった。共通テスト直前には網羅性のある参考書でひたすら確認作業をし、心配なところは今日を何度も読み込んだ。
スタディサプリの動画でひたすらイメージを叩き込む
日本史を捨てるわけにもいかず、今さら社会の選択変更ができなかった。
かといって、今から教科書をしっかりと読み込んでも、覚えられる気がしなかったので、スタディサプリの動画をひたすら見た。毎日、毎晩倍速で聞いたりして、とにかく耳から入れることに専念した。
共通テストの社会!理系で日本史を選択したら…のまとめ
共通テストの社会、理系で日本史を選択するのなら、とにかく高校2年生の時点から、習ったことは着実に覚えて、記憶をどんどん積み重ねていく必要があるとわかるでしょう。
高校3年生からであったり、まして本番1ヶ月前からだと覚えられないことが多く、他の科目が疎かになるのは間違いありません。とにかく日々の積み重ねが大事です。