大学入学共通テストが新傾向になって、共通テスト対策に苦戦をしている受験生も多いことでしょう。
こうなったら、社会で高得点を狙うしかない…
共通テストの社会はどう対策したらいいのかなぁ…
今回は、社会で高得点を狙うための、共通テストの社会の対策方法を紹介します。
共通テストとセンター試験の地理・歴史・公民の違いは?
2021年から実施される大学入学共通テスト 通称 共通テストの地理歴史 公民の出題科目関しては、従来の大学入試センター試験 通称 センター試験から何ら変更はありません。
共通テストの地理歴史公民も、これまでのセンター試験と同様に次のような地理歴史科目と公民科目になります。
また、1科目あたりの試験時間は60分、点数も100点満点、形式もマークシートによる解答形式と、従来のセンター試験と全く同じです。
試験時間の変更はないけれども、問題の傾向から問題を解く時間がかかるようになるので気を緩めないでくださいね
共通テストの地理・歴史・公民の科目は?
共通テストで受験できる地理歴史 公民科目は次の通りです。
なお、出願する大学によって、必要とされる科目や科目数が異なりますので、出願したい大学の募集要項で確認しておきましょう。
地理歴史科目、公民科目から1科目ずつ受験するという大学もありますので、大学の入試要項を必ず確認しましょう。
共通テストの歴史地理科目
- 世界史A
- 世界史B
- 日本史A
- 日本史B
- 地理A
- 地理B
共通テストの公民科目
- 現代社会
- 倫理
- 政治・経済
- 倫理/政治・経済
共通テストの地理歴史や公民でも問われる力は?
共通テストの地理歴史 公民に関わらず、共通テスト全体で、受験生に問われる力は次の力になります。
- 思考力
- 判断力
- 表現力
つまり、思考力 判断力 表現力を試される出題が予想されます。
出題はさまざまな方面からの視点が要求される
地理歴史科目や公民科目の場合は、これまでの多くの入試に見られた、ある事項に関する一面的な知識を問う問題は少なくなり、複数の史料や資料を用いて、さまざまな方面からの視点を必要とする問題が増えると予想されます。
また、使用される史料や資料に関しても、教科書や資料集といったもので取り上げられている内容だけではなく、受験生の多くが初めて目にするような史料や資料も含まれる可能性が高いでしょう。
つまり、問題文であたえられた情報と基本的な知識を組み合わせて、史料や資料を読み取り、出題側が意図することを正確に判断する力が要求されるのです。
共通テストの地理歴史・公民の対策は5つ
これまでのセンター試験と比べても、問題数、試験時間、マークシートによる解答形式と、聞いている限りでは大きく変わらないと思いがちです。
しかし、共通テストから変更になる出題傾向は、大量の史料や資料を読み解くことが必須となることが予想できるので、解答するために、センター試験以上により多くの時間が必要となるでしょう。
そこで、今からできる共通テストの地理歴史 公民の具体的な対策を5つ紹介します。
史料や資料の読み取りに慣れておくこと
共通テスト当日に地理歴史 公民で、とまどうことなく、素早く、確実に解答するためには、日頃から史料や資料の読み取りに慣れておくことが必要です。
「なぜ」?
そして、史料や資料をただぼーっとながめるのではなく、なぜ?を意識することが大切です。
なぜ、この文書が記されたのかなぁ…?
なぜ、この時期に数値が高くなったのかなぁ…?
なぜ、このような分布になったの?
このように、史料や資料の背景を意識しながら読み込んで、読解力を高めていくように意識しましょう。
理科的な事象が題材になりやすい
これまで共通テストの予想問題などみていると、共通テストにはある特有の形式が見られます。
それは、関連する理科的な事象が題材になりやすいということです。
理科的な事象ときくと、抵抗がある受験生が多いですが、演習を多くこなすことで、慣れて解ける問題も増えてきます。
共通テストの地理歴史科目 公民科目で高得点をとるためには、なるべくはやめに多くの共通テストの対策問題集や予想問題を解いて慣れておくことが大切です。
また、これまでのセンター試験とは出題形式、問われ方が変わることから、気になった事柄については、調べること、考えることが大事です。
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共通テストの地理歴史・公民の対策におすすめの問題集
共通テストの地理歴史 公民 対策におすすめの問題集を一部紹介しましょう。
すき間時間の勉強に使える要点がまとめて書いてあるタイプの問題集は次のシリーズです。
高得点を狙うならZ会の問題集!Z会の問題集をおすすめする理由は「バツの選択肢が、なぜバツとなるのか」が解説されている点。これが共通テスト本番で役立つことがありますよ。
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対策は背景を確認し基本をおさえる
ここからは共通テスト受験までにまだまだ猶予のある高校生に共通テストの地理歴史 公民の対策を伝えていきます。
基本は教科書や資料集
歴史科目は教科書を使って、大きな流れをまずおさえることから始めます。
用語の暗記だけでなく、特徴や関連する時代背景なども確認するよう心がけましょう。
地理の場合、自然環境や産業、文化の分布について地図帳や資料集でそれぞれチェックします。覚えるコツは、ほかの地域と比較することです。
公民科目の場合、まずは日本の政治機構の構成や日本国憲法の内容、経済の基本的なしくみを把握することから始めます。
また、資料問題の対策は日頃から、資料から読み取れることや、数値が変化する背景を考えるクセをつけながら読み解くようにしましょう。
対策は世の中の動きにも興味をもつ
普段の授業でも、なぜ?を基本とした疑問をもって、考えることが大切です。
なぜ、このような出来事が起こったのか?
この出来事は、のちの時代にどのような影響をあたえたのか?
なぜ、この作物はこの場所でつくられるようになったのか?
歴史だから、地理は関係ないといのではなく、歴史で受験をする予定の受験生も地理にも興味や関心を持つことをおすすめします。
また、身のまわりだけでなく、日本や世界で起きていることなどについて調べる、考えることを習慣にしましょう。
教科書や資料集だけでなく、インターネットなどを活用して情報を得ることも深い理解を得ることができますよ。
【共通テスト】地理・歴史・公民の5つの対策方法とおすすめの問題集の まとめ
共通テストの地理歴史 公民に関わらず、共通テスト全体で、受験生に問われる力は次の力です。
- 思考力
- 判断力
- 表現力
つまり、思考力 判断力 表現力を試される出題が予想されることからも、次の3つの対策方法で共通テストの地理歴史 公民の対策をすすめていってくださいね。
- 史料や資料の読み取りに慣れておくこと
- 「なぜ」?を意識すること
- 理科的な事象が題材になりやすい
- 【受験サプリ】動画授業で苦手を克服する
- 個別指導でわからないところを克服する
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