大学入試に必須の出願書類にある調査書。
現役の受験生であれば、高校で一斉に発行してくれるので、あまり心配がないと思います。
しかし、問題になるのは浪人生です。
実際に、調査書の有効期限について、大学の入試要項に書いていない大学があります。
一部では、有効期限が3ヶ月という情報もチラホラあるため、どこの大学でも有効期限が3ヶ月と思い込んでいる受験生もたくさんいます。
今回は、調査書の有効期限問題について、書いていきます。
調査書の有効期限は3ヶ月なの？書いてないですが…
実際に、何校かの大学の入試課に問い合わせしてみました。
浪人生の場合、卒業後に発行された調査書であれば、いつ発行されたのか問わない。という回答が多かったです。一部、こだわらないけど、、、という前提付きですが、以下のような回答も。
といっても、あまり古すぎる発行年度のものはみないなぁ～
結論としては、受験する1年以内程度で発行されている調査書であれば、まぁ問題ないでしょう…という話でした。
注意したいのは、浪人生の場合、現役時の卒業見込みで発行された調査書は使えません。
ときどき、1浪の受験生で、高校時代のものが余っている…といったことを聞きますが、NGですので、気をつけましょう。
不安な場合は、受験する大学の入試課に受験生本人が問い合わせるのも方法です。
一部で、大学に直接問い合わせすることが、受験の合否に影響があると思っている受験生もいるようですが、全く関係ありません。
調査書の有効期限は3ヶ月なの？書いてないなら違います！
受験する大学の入試要項に「調査書は有効期限が3ヶ月以内のもの」と書いていないのなら、有効期限は3か月以内ではありません。
私の方では確認できていませんが「調査書は3ヶ月以内のもの」と要項に明記している大学も一部あるという情報もあります。
しかし、実際は調査書の有効期限について書いていない大学が多いのです。
とある国立大学の入試課に問い合わせしたところ以下の回答がありました。
有効期限はありませんよ、浪人生は高校卒業後に発行されたものであればOKですよー。
調査書の有効期限3ヶ月なら、いつから？
受験する大学の入試要項に「調査書は有効期限が3ヶ月以内のもの」と明記されていたら、調査書を作ってもらった日、発行してもらった日から、3ヶ月以内であれば出願書類に提出できるということです。
もし、12月に調査書を発行し、3月に受験することになった場合は、有効期限3ヶ月が過ぎてしまうので、再発行が必要になります。
あくまでも、受験する大学の入試要項に「調査書は有効期限が3ヶ月以内のもの」と明記されていた場合の話です。
不安な方は、受験する大学の入試課に受験生本人が問い合わせしてみるといいでしょう。
まとめ
まとめると、、、
浪人生で調査書の有効期限が書いていない！と困っていて、受験する大学の入試要項に「調査書は有効期限が3ヶ月以内のもの」と書いてないなら、
- 高校卒業後に発行された調査書を使う
- 現役時の卒業見込みで発行された調査書は使えません
- 有効期限は入試を受ける１年以内程度と考えるのが無難
今回、私の方で、ランダムの私立大学、国立大学、公立大学の入試課に直接電話して確認をしました。
それぞれの回答は、上記のようでしたが、あまり極端に年数が経っている調査書を提出する受験生はいませんよ～という回答から推測すると、まぁ1年以内でしょうかねぇ～という結論にいたりました。
不安な受験生は、受験する大学の入試課に直接問い合わせてみてくださいね。
