塾の雑談が多いのが気になる!という生徒、実は案外多いんです。
私はマンツーマンの個別指導塾で高校生をメインに長年指導していますが、ほぼ雑談ゼロ。
過去には雑談がなさすぎて、120分のガチンコ指導がキツイといって何人も生徒が逃げ出しました。
しかし、最近では雑談がほぼないからという歴代の生徒の口コミで、あえて私を指名してくる高校生がたくさんいます。
今回は、塾の雑談が多いのが気になる、どうしたらいい?と悩んでいる生徒に向けた記事になります。
私が過去にさまざまな生徒たちから相談された実体験と個人的な意見、そして塾の内部事情を交えた記事になります。

オンライン家庭教師なら指導時間が短いので、塾に比べると雑談は断然少ないです

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塾の雑談が多いのが困る!対処方法は4つ
塾の雑談が多いのが困って、さまざまな経緯で私を指名してくる生徒達の実例を交えて、どのように対処してきたのか実例を紹介します。具体的には次の4つが多かったです。
- 質問をして授業をするように仕向ける
- 内職をする
- 担当指導者をかえる
- 塾をかえる
もう少し詳しく説明していきます。
質問をして授業をするように仕向ける
雑談が多いのが気になるものの、指導が合うとか、その指導者の授業を受けたいのであれば、質問をするなど、授業をするように仕向ける方法もあります。
まともな指導者であれば、雑談しすぎたな…と気づいて、すぐに雑談を辞めて授業に移るはずです。
ただ、雑談をするというのは、ある意味習慣になっている部分もあるので、授業をするように仕向けることを常に心がける必要があります。
面倒といえば面倒ですが、雑談を抑制するとか、減らす効果は期待できます。
内職をする
すぐに塾をかえられない、とりあえず少し様子を見るという理由で、多くの生徒がやっていたのが内職です。集団塾で目立った対処方法ですね。
雑談が始まると、時間が無駄だからという理由で、問題演習をするとか、社会の資料集を読んでいるとか、英単語や古文単語を覚えるとか、その場でできることを内職をして、やり過ごしていたというケースが目立ちました。
しかし、1度や2度なら内職でやり過ごすこともできますが、しょっちゅうとなると話は変わるとか。
徐々に、なんのために塾に行っているのかわからなくなって、本当にムカついてきた!というのが本音のよう。そりゃそうですよ。
実は、学校でもこの手の話は多くて、特に進学高あるあるで、進学高でもよくある話です。
つまり文句も言わない『良い子』たちは、雑談されやすいのです。
理由は単純で、文句を言わないからです。
内職をしたりしてやり過ごすことで限界を迎えると次の行動に出ています。
塾をかえる
雑談が多くて、しばらくは内職をしたりして、やり過ごしていても、やはりすぐに限界を向かえ、塾を辞めて別の塾を探すという流れが目立ちます。
多くの生徒たちは、雑談が多いという塾にはこだわりがないのか、嫌気が指す方が大きくて、辞めてしまう傾向にあります。
なかには、クレームをいって、注意してもらっても、その塾に通いにくくなるのでは?と心配する生徒もいました。
個人的には、高い月謝払って、塾に通って、内職する?
まったく意味がわかりません。そんな塾、辞めてしまえ!と私も思います。
ちなみに、集団塾で雑談が多いのが気になった生徒は、マンツーマンなどの個別指導に移る傾向があります。
雑談が多いのが嫌になったといって、私を指名してくる生徒の大半がこのタイプです。
担当指導者をかえる
マンツーマンのような個別指導塾の場合は、担当者をかえる生徒が多いです。
恥ずかしながら、私の所属する個別指導塾にも雑談が多いアホな指導者はいます。
マンツーマンの個別指導塾なので、私のようにガチンコ指導で雑談がほぼない人、半分雑談、三分の一雑談というふざけた指導者がいるのも事実。
しかし、雑談が多いのが気になる生徒がいる一方で、ほぼ雑談があった方がいいという、何をするために塾に来ているのか?という生徒がいるのも本当です。まぁ生徒しだいということですね。
私の所属する個別指導塾は指導者から生徒をお断りすることはできませんが、生徒からは指導者変更ができる仕組みになっています。
パーテーションで区切られたフロアで、一斉に指導しているので、何を話しているのかが聞こえる環境にあります。
昭和の役にも立たない恋バナしているおばちゃんや、昭和のおっちゃんの令和の時代には何の役にも立たない武勇伝など、いらんわーという雑談を四六時中している輩もいます。
「私の指導者雑談多いなぁ…」「隣はぜんぜん雑談ないなぁ…」などと他の状況もわかるので、無駄な雑談が多いのが気になる…という高校生は指導者変更をしています。
塾の雑談が多い!雑談する本当の理由
では、そもそも塾の雑談が多いのは何故なのでしょうか。
塾には大きく分けて、集団で受ける塾とマンツーマンの個別指導塾の2種類があります。
それぞれの塾のケースで、指導者側から考えられる理由、生徒側から考えられる理由をあげていきます。
集団で受ける塾で雑談が多い理由
まず、指導者側で考えられる理由は次の2つ。
- 生徒を飽きさせないため
- 自身の授業の人気取り
1番に考えられる理由は、生徒を飽きさせないためでしょう。
塾のレベルにもよりますが、一般的に塾での授業中、全員がずっと集中していられるわけではありません。
そのため、指導者が生徒に対して、飽きさせないようにといった気配りから雑談をするケースが実は1番多いのです。
2番目に考えられる理由は、自身の授業が楽しい授業だと思われたいためでしょう。
塾の指導者も人気商売なので、楽しくないと生徒が集まらないのが現実です。塾のレベルにもよりますが、特に集団塾ではありがちです。
次に、生徒側の理由もあります。
生徒が雑談をするよう指導者に仕向けて、指導者が雑談に応じてしまうというケースです。
この場合、たいてい雑談をし始める生徒が授業を受けたくないとか、勉強をしたくないといったことが背景にあります。
真面目に授業を受けたい生徒からすると一番迷惑なケースですが、案外集団塾や学校の授業でもよくあるのです。
マンツーマンの個別指導塾で雑談が多い理由
まず、指導者側で考えられる理由は次の2つ。
- コミュニケーションを取ろうとしている
- 授業の準備ができていないから雑談でごまかす
ここからは、リアルな個別指導塾の実態を含めての暴露になります。
マンツーマンの個別指導塾の塾講師の中にはコミュ障という人、実はめちゃくちゃ多いんです。
勉強ばかりしていて、勉強は問題ないけれども、対人関係が全くダメという人、特に男性講師。
なかでも、女性に免疫のないタイプが多くて、女子高生の指導についたとたんにおかしな風向きになり、意味不明な雑談が多くなるケースが多々あるんです。
本人はコミュニケーションを取ろうと必死に頑張っているようですが、傍でみていて、ツッコミどころ満載のおかしな方向にいってしまっています。
例えば…「今日は学校楽しかった?」「最近テレビは何をみるの?」いやいや、大学受験生に今それを聞いてどうする?…とっとと指導を始めろ!と毎回困惑していた受験生もいました。
後々その男性講師に、その意味不明な雑談の理由を尋ねたら、距離を縮めようと思って…と理解に苦しむ理由をのべてました。
実はこのケースはまだましで、厄介なのが、次のタイプ。
授業の準備が間に合っていないから、今日はここまでやって、後は話でもして終わろう…というケース。
実はこういった怠け者タイプの指導者がいるのも事実で、この手の指導者に悩み、私を指名してくるケースが多いんです。
雑談が多すぎて、小テスト対策どころか、定期試験対策も間に合わない…という生徒もいました。
塾の雑談が多いと悩むなら、オンライン家庭教師もおすすめ!
塾の雑談が多いのが気になる!という生徒、思いのほか多いんです。
だからといって、直接塾側に注意してもらうとか、間接的にクレームを言うのも、何かされたら怖いという生徒もいます。
最近では、防犯カメラを設置している塾も増えているので、雑談が多いという証拠が残っているケースも増えています。
しかし、注意するのもクレームを入れるのも抵抗があるし、別の塾を探して、また同じことが起きたら嫌だなぁ…と悩むのなら、オンライン家庭教師を利用することもありですよ。
オンライン家庭教師なら、比較的指導時間が短いタイプも多いので、雑談をしている暇はありません。
万が一、雑談が多いようなら、保護者の方に授業を一緒に観ていてもらうなど、証拠を残すこともできますよ。
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