はじめに:失敗する家庭の共通点は「偏差値で人生を決める」
最初に言っておきます。
進路選択で一番危険なのは、
「偏差値が高い=正解」
という思い込みです。
現場では、
- 偏差値は高い
- 親も本人も満足
- でも人生としては詰む
というケースを、何度も見てきました。
第1位:偏差値で選んだ医学部(京大医学部含む)
最も重い失敗がこれです。
偏差値で医学部を選ぶ
実際に、
- 京都大学医学部を卒業
- しかし医者にはならず(なれず)
- 現在は塾講師
というケースもあります。
実習現場では、
「京医?せめて邪魔はするな」
と看護師に言われたこともありました。
京医というと「スゴイ!」ともれはやされたことしかない人生
実習初日に言われた想定外の第一声に心が折れたとか。
医学部は、頭の良さより
手先・段取り・現場対応力が問われます。
偏差値だけで入ると、
こういうズレが起きます。
第2位:地域枠・地方国立医学部の推薦進学
次に多いのがこれ。
- 地域枠
- 地方国立
- 推薦入学
一見、堅実です。
しかし現場では、
一般受験で合格した優秀な同級生の中、推薦組は、
数学の単位が取れず、退学寸前
というケースが山ほどあります。
医学部は、
- 数学
- 理科
- 論理
を逃げ続けると、
確実に詰みます。
第3位:化学が苦手なのに薬学部を選ぶ
特に女子に多いケースです。
- 安定
- 医療系
- 薬剤師
というイメージで薬学部へ。
しかし大学に入ると、
化学三昧
- 化学が苦手
- 実験が苦手
- 数字感覚が弱い
- 興味がない
この状態では、
大学でも、薬剤師になってからも苦戦します。
正直に言うと、
塾講師をしてからというもの、
私は怖くて病院に行けなくなりました。
第4位:指定校推薦でMARCH進学(就職偏差値を知らない)
これは親も子も一番やりがちな判断です。
「せめてMARCH」
しかし多くの家庭は、
- 受験偏差値は知っている
- 就職偏差値の存在を知らない
MARCHに進んだことが、
詰みの始まりになるケースは珍しくありません。
特に進学校では、
- 指定校MARCH
- その後、目的喪失
が大量発生します。
第5位:理系学部に「なんとなく」進学する
例として多いのが、
- 青山学院大学 理工学部
- 知名度あり、偏差値そこそこ
- でも工学部に興味がない
途中で、
やばい、興味ない
この先どうしよう
と気づく。
修正できたケースでは、
- 退学
- 医療系専門学校
- 専門職就職
というルートを取っています。
これは失敗ではなく、
修正できた成功例です。
第6位:「とりあえず経済学部」
非常に多いですが、
親も本人もこう言います。
経済学部なら潰しがきくでしょ?
しかし、
- 何をする学部か分からない
- 専門性がない
- 就活で詰む
結果、
で、何ができるの?
と聞かれて黙ります。
第7位:文学部進学=就職を考えていない
はっきり言います。
文学部は、
就職がありません。
それを承知で進むなら問題ありません。
- でも多くは
- 何となく
- 偏差値で
入ってしまう。
結果、
現実と向き合うのが遅れます。
第8位:教育学部は“穴場”ではない
最近増えているのが、
- 教師不足
- 田舎ほど人気
- 親も喜ぶ
という教育学部進学。
しかし盲点があります。
中学教師は「楽」ではない
- 高校内容が中学に降りてきている
- 理科・英語は特に重い
実際に、
仮定法を教えたくなくて中学の英語教師になったのに…
という教師もいます。
現実を知らずに選ぶと、
ここでも詰みます。
まとめ:取り返しがつかない判断の正体
- 偏差値で選ぶ
- 見栄で選ぶ
- 安定で選ぶ
- 世間体で選ぶ
これらはすべて、
「本人の適性」を見ていない判断
です。
進路選択で重要なのは、
- 入れるか
- 受かるか
ではなく、
続けられるか
働けるか
生活できるか
