高専と大学校の違いは?大学とも違う?学歴・入学時期・卒業後まで比較 | ダークホース
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高専と大学校の違いは?大学とも違う?入学時期・学歴・卒業後を比較

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高専と大学校の違いを簡単にいうと、高専は「高等専門学校」という共通した学校制度があるのに対し、大学校は学校ごとに制度や卒業後の扱いが異なります。

高専は中学校卒業後に入学し、原則5年間学ぶ高等教育機関です。

一方、大学校は「大学校」という名前だけでは、入学資格・修業年限・取得できる学位や資格を判断できません。

つまり、

  • 高専:制度が共通している
  • 大学校:学校ごとに制度を確認する必要がある

という違いがあります。

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先に判断|高専・大学校・大学はこう選ぶ

中学生の段階で、工学・情報・ものづくりなど学びたい分野が決まっている?

↓ はい
高専を検討

↓ いいえ

将来の職業や、行きたい特定の大学校が決まっている?

↓ はい
その大学校を個別に検討

↓ いいえ

まだ専門分野を絞らず、高校で進路を考えたい?

↓ はい
普通高校 → 大学を検討

つまり、

専門分野を早く学びたい → 高専
特定の職業・大学校を目指したい → 大学校
まだ進路を広く残したい → 普通高校→大学

と考えると分かりやすいでしょう。

ただし、大学校は学校ごとに制度が異なるため、「大学校ならこう」と一括りにはできません。

入学資格・学位・資格・卒業後の進路を個別に確認することが大切です。

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まず比較|高専・大学校・大学の違い

比較項目高専大学校一般的な4年制大学
制度上の位置づけ高等専門学校施設によって異なる大学
主な入学時期中学校卒業後施設によって異なる高校卒業後
基本の修業年限本科5年施設によって異なる原則4年
学ぶ内容工学系などの専門教育が中心設置目的によって異なる学部・学科によって異なる
卒業時準学士の称号施設によって異なる学士の学位
学士取得本科卒業だけでは学士ではない施設によって異なる卒業により学士
卒業後就職・大学編入・専攻科など就職・進学など施設による就職・大学院など
調べるときのポイント学科・専門分野・進学実績学位・資格・設置目的・卒業後学部・学科・入試・就職など

この表で特に重要なのが、高専は制度として共通点が多いのに対して、大学校は「大学校」という名前だけで中身を判断できないことです。

「高専と大学校のどちらが上なのか」と単純に比較するより、まず制度の違いを理解したほうが分かりやすくなります。

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高専と大学校の違い

高専と大学校を比較するときは、「学校名」ではなく、制度・入学時期・卒業後の扱いを見るのがポイントです。

高専は「高等専門学校」という共通の制度がある

高専の正式名称は「高等専門学校」です。

中学校卒業者が入学でき、原則5年間の一貫教育を行います。商船に関する学科は5年6か月です。

高専では、一般科目と専門科目を組み合わせながら学びます。

特に、

  • 機械
  • 電気・電子
  • 情報
  • 化学・材料
  • 建築・土木
  • 商船

など、工学系を中心とした専門教育が特徴です。

また、理論を学ぶだけでなく、実験・実習を重視した教育が行われています。

学校や学科による違いはありますが、

  • 中学校卒業後に入学する
  • 本科は原則5年間
  • 早い段階から専門分野を学ぶ
  • 本科卒業で準学士
  • 大学編入や専攻科への進学ができる

という基本的な仕組みは共通しています。

大学校は名称だけでは学校の種類を判断できない

一方、「大学校」という名前だけを見ても、その教育機関が大学と同じ制度なのか、卒業後にどのような扱いになるのかは判断できません。

大学校を調べる場合は、

  • 誰が設置しているのか
  • 何を目的とした教育機関なのか
  • 入学資格は何か
  • 何年間学ぶのか
  • 学位を取得できるのか
  • どんな資格につながるのか
  • 卒業後はどんな進路になるのか

を個別に確認する必要があります。

つまり、

「大学校だから4年制大学と同じ」

とも、

「大学校だから大卒にはならない」

とも一律にはいえません。

大学校そのものについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

大学校とは?大学や専門学校との違い。学費・学歴・給与がもらえる?も解説

高専と大学校は入学するタイミングが違う

進路として高専と大学校を比較するときは、「いつ入る学校なのか」を確認すると理解しやすくなります。

高専は中学校卒業後に進む

高専は、中学校を卒業したあとに入学するのが基本です。

進路を簡単に表すと、

中学校
↓
高専本科5年間
↓
就職・大学編入・専攻科

となります。

一般的な高校へ進む場合は、

中学校
↓
高校3年間
↓
大学など

となるため、進路を分けるタイミングがかなり違います。

高専の場合は、中学生の段階である程度専門分野を意識して学校や学科を選ぶことになります。

大学校は入学資格を個別に確認する

大学校は、入学するタイミングも一律ではありません。

高校卒業程度を入学資格とする大学校もありますが、「大学校」という名称だけを見て入学条件を判断することはできません。

高専なら、

中学校卒業後から5年間

という基本的な制度があります。

大学校の場合は、

どの大学校を検討しているのか

によって、入学資格から確認する必要があります。

この違いは、進路を考えるうえでかなり重要です。

高専と大学校は卒業時の「学歴・学位」も違う

「高専と大学校はどちらが大卒扱いになるの?」

と気になる人も多いでしょう。

ここでは「卒業したら何になるのか」を分けて考える必要があります。

高専本科を卒業すると「準学士」

高専本科5年間を卒業すると、「準学士」の称号が与えられます。

これは4年制大学を卒業した場合に取得する「学士」とは異なります。

つまり、

高専本科卒=4年制大学卒

ではありません。

「高専は5年間だから大学卒と同じ」と考えないように注意しましょう。

ただし、高専には本科卒業後の進学ルートがあります。

大学校は「大卒になるか」を個別に確認する

大学校については、「大学校卒」という名称だけで学位を判断できません。

確認したいのは、

その大学校を卒業したとき、何の学位・資格・称号を取得できるのか

です。

同じ「大学校」という名前でも制度が異なるため、

「4年間通うから学士」

「大学校だから大卒」

と修業年限や名称だけで判断しないようにしましょう。

特に就職やその後の進学まで考えている場合は、学校案内などで「卒業資格」だけでなく、「取得できる学位」まで確認することが重要です。

高専卒から学士を取得するルート

高専本科を卒業した時点では準学士ですが、その後に学士を取得する道があります。

主な進路は、

  • 大学へ編入する
  • 高専の専攻科へ進む

という2つです。

高専から大学へ編入する

高専本科を卒業すると、大学への編入学という進路があります。

イメージとしては、

高専本科
↓
大学へ編入
↓
大学卒業

です。

そのため、

「高専に入ったら大学には行けない」

というわけではありません。

高専で専門分野を学んだあと、さらに大学で学び続けることができます。

ただし、編入できる大学・学部・学年や選抜方法は大学によって異なります。

志望する大学がある場合は、その大学の最新の編入学募集要項を確認してください。

高専の専攻科へ進む

高専本科5年間のあと、さらに2年間学ぶ「専攻科」という進路もあります。

専攻科では、本科で学んだ専門分野をさらに深く学びます。

進路は、

高専本科5年
↓
高専専攻科2年

という形です。

専攻科を修了し、大学改革支援・学位授与機構の定める条件を満たして申請することで、学士の学位を取得できる仕組みがあります。

学士を取得すれば、大学院へ進学する道もあります。

そのため、

高専本科卒=準学士

ですが、

高専本科→専攻科→所定の手続きを経て学士取得

という進路もあります。

高専と大学校はどちらが就職に強い?

高専と大学校を調べていると、就職先も気になるところです。

ただし、これは単純に「高専と大学校のどちらが就職に強い」と比べるのは難しい部分です。

高専は技術系人材としての就職に特徴がある

高専では、早い段階から実践的な専門教育を行っています。

そのため、製造業をはじめとした技術系分野などで卒業生が活躍しており、就職希望者に対する就職率や求人倍率も高い水準にあると文部科学省は説明しています。

ただし、

高専ならどんな企業にも簡単に就職できる

という意味ではありません。

学科、専門分野、本人の希望、企業の採用条件などによって進路は変わります。

志望する高専を見るときは、「就職率」だけでなく、

  • どんな業界へ就職しているのか
  • どんな企業への実績があるのか
  • 自分が希望する職種につながっているか

まで確認したほうがよいでしょう。

大学校は卒業後の進路が施設によって大きく違う

大学校の場合は、設置目的そのものが施設によって異なります。

そのため、就職についても一括りにはできません。

大学校を比較するときは、

  • 卒業生はどこへ就職しているのか
  • 特定の職業につながる学校なのか
  • 卒業後の進路が決められているのか
  • 一般企業への就職はどのようになっているのか

などを個別に確認する必要があります。

この点でも、

高専と大学校を学校名だけで比較するのは難しい

と考えておいたほうがよいでしょう。

高専と大学校、進路として比較するときのポイント

実際に進路として検討するなら、「どちらの学校名が有利か」ではなく、本人の進路と合っているかを見る必要があります。

いつ専門分野を決めるのか

高専では、中学生の段階である程度専門分野を意識して学校・学科を選びます。

たとえば、

  • 情報分野を学びたい
  • 機械やロボットに興味がある
  • 電気・電子を勉強したい
  • 化学や材料分野を専門的に学びたい

など、早い段階から興味が見えている場合には高専が進路候補になります。

一方、

「まだ文系か理系か分からない」

「高校生活の中で進路を決めたい」

という場合には、普通高校から大学を目指す進路とも比較する必要があります。

卒業後に何をしたいのか

学校選びでは、入学することよりも卒業後を見ることが大切です。

高専なら、

  • 本科卒業後に就職
  • 大学へ編入
  • 高専専攻科へ進学

などの選択肢があります。

大学校については、その教育機関ごとに出口が異なります。

そのため、比較するときは、

「どこに入るか」ではなく「そこを出たあと、どこにつながるか」

まで確認しておきましょう。

何を取得できるのか

「学歴」を気にするなら、学校名ではなく卒業時に取得できるものを確認します。

高専本科なら準学士です。

大学校の場合は、その大学校について、

  • 学位
  • 資格
  • 称号
  • 受験資格

などを確認します。

特に「大卒扱いになるか」が重要な場合は、名称ではなく学士取得の仕組みまで調べましょう。

高専・大学校・大学で迷ったときの比較表

最後に、進路を考える保護者・中高生向けに「何を見るべきか」という視点で整理します。

確認したいこと高専大学校大学
いつ進路を決める?主に中学生施設による主に高校生
専門分野を決める時期比較的早い施設による高校卒業前後
修業年限本科5年施設による原則4年
本科・課程卒業時準学士施設による学士
専門教育早期から行う設置目的による学部・学科で行う
就職技術系を中心に幅広い施設の目的による学部・本人による
進学大学編入・専攻科など施設による大学院など
特に確認したいこと学科・進学先・就職先学位・資格・卒業後学部・入試・進路

このように並べると、進路選びでは「高専・大学校・大学のどれが上か」を考えるより、

いつ専門を決めたいのか

何を学びたいのか

卒業時に何を取得したいのか

卒業後にどこへ進みたいのか

を考えるほうが重要だと分かります。

「高専だから」「大学校だから」で進路を決めない

高専は就職に強い、高度な技術を学べるといった特徴があります。

一方で、中学生という早い段階で専門分野を意識して進路を選ぶことになります。

大学校にも、それぞれの設置目的に応じた特徴があります。

だからこそ、

「偏差値が高いから」

「就職に強そうだから」

「名前が大学に近いから」

という理由だけではなく、教育内容と卒業後まで確認することが大切です。

進路を偏差値だけで決めることについては、こちらの記事でも解説しています。

高校生の進路で取り返しがつかない判断ランキング|偏差値信仰が招く末路を塾講師が語る

高専と大学校の違いは「制度が共通しているか」で考えると分かりやすい

高専と大学校の違いを一言で整理すると、

高専は「高等専門学校」という共通した学校制度がある

のに対して、

大学校は名称だけでは制度を判断できず、教育機関ごとの確認が必要

という点です。

高専は、

  • 中学校卒業後に入学
  • 本科は原則5年間
  • 早い段階から専門教育を受ける
  • 本科卒業で準学士
  • 就職・大学編入・専攻科という進路がある

という仕組みがあります。

大学校の場合は、

  • 入学資格
  • 修業年限
  • 学位
  • 資格
  • 卒業後の進路

をそれぞれ確認しなければなりません。

「高専と大学校はどちらが上?」

「大学校なら大卒?」

と名前だけで比べるのではなく、入学する時期・学ぶ内容・卒業時に取得できるもの・卒業後の進路で比較しましょう。

高専そのものの仕組みから知りたい場合は、こちらもあわせて確認してください。

高専とは?高校・大学との違いをわかりやすく解説|卒業後の進路も紹介

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