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共通テストの化学対策!そのやり方正しいの?2022年化学で90点越えした体験談も

共通テストの化学対策にも読解力!?2022年化学で90点越えに有効だった問題集も紹介 化学
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今回は、共通テストの化学や、受験化学で高得点をとるための対策に関する記事になります。

受験化学の問題が解けない受験生に共通する原因は、化学の問題文の読み取りができないのです。

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共通テストで高得点を取ろう!などと、共通テストをまったく意識しなかったのに、2022年の共通テスト化学で90点越え、個別試験で化学を得点源とした生徒に行なった受験化学の対策も紹介します。

学校のワークはなんとか解けるけど、化学で得点がとれない、受験化学でしっかり点数をとりたい受験生は参考になると思います。

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共通テストの化学対策!5つのステップで2022年化学で90点越えした体験談

2022年の共通テスト化学で90点越えした体験談から言える、共通テストの化学対策のやり方は次の通り。

  1. 教科書を徹底して読んで知識をある程度入れる
  2. 高校で配布された問題集で演習を行なう
  3. 化学の問題文の読み取りに特化した参考書兼問題集で演習を行なう先に知りたい方はこちらへ
  4. 第一志望大学の赤本・青本などで過去問演習をする
  5. 共通テスト化学の対策問題集で演習を行なう

体験を交えながら、1つ1つ詳しく説明していきます。

①:教科書を徹底して読んで知識をある程度入れる

化学という科目は一定の知識がなければ演習に入れません。まずは教科書を徹底して読んで知識を入れるところから始めましょう。

また、高校化学の教科書には難易度があって、次の3冊の教科書であれば概ね受験に必要な情報が載っています。

しかし、教科書によっては、大学受験に頻出事項も載っていないことがあるので、教科書だけの知識に頼るのは注意が必要です。

②:高校で配布された問題集で演習を行なう

次のようなワークを使って、授業に並行して高校で配布される化学の問題集で演習を行なっている人も多いはずです。

著:数研出版編集部

しかし、定期試験対策や課題だけのために解いただけというのであれば、ほとんど忘れていることが多いので、やり直すなどして、ある程度解けるようにはしておきましょう。

③:化学の問題文の読み取りに特化した参考書兼問題集で演習を行なう

続いて、化学の問題文の読み取りができるような演習に入ります。

学校のワークは解けるけれども、模試や過去問になるとまったくダメというケースがこのタイプです。

詳しくは、後半で化学の問題文の読み取りの対策におすすめする参考書兼問題集を紹介するなかで解説しています。

先に、化学の問題文の読み取りの対策におすすめする参考書兼問題集が気になるかたはコチラ

ではなぜ、学校のワークは解けるのか?

それは単純で、解答や解き方を覚えてしまっているという生徒が大多数なんです。

なので、はじめまして!という模試や入試問題ではまったく手がつかないというわけなんです。

④:第一志望大学の赤本・青本などで過去問演習をする

上の「化学の問題文の読み取りに特化した参考書兼問題集で演習」を徹底して行なう事で、模試や入試の過去問が少しずつ解けるようになってきます。

旧帝大、東工大、医学部、早慶以外の一般的な理系大学であれば、かなり過去問に着手できるようになっているはずです。

模試や入試の過去問演習に関しては、志望校のレベルや、受験化学でどのくらいの点数をとりたいかにって、演習内容や演習量が異なってきます。

例えば「○○大学の化学25年」といった過去問が出版されている難関大学の受験化学の場合は、最低25年分は徹底して演習が必要になりますし、場合によっては過去問の後に更なる演習が必要になるケースもあります。

著:大川 忠, 編さん:駿台予備学校

⑤:共通テスト化学の対策問題集で演習を行なう

「化学の問題文の読み取りに特化した参考書兼問題集で演習」や「赤本・青本といった入試の過去問演習」を行なった後に、共通テスト化学の対策問題集に着手しても遅くありません。

時期的には、11月から共通テストの問題集を解き始めても90点越えは狙えます。

参考までに、2022年共通テストの化学で90点越えした生徒たちは、12月中旬からZ会の実戦模試だけ演習をしました。

2022年共通テスト化学で90点越えした生徒が使った有効な問題集3冊

化学基礎から理解できていないとか、学校のワークがまったく手に付かない場合はこの記事では解決しませんので、まずはこちらを参考にしてみるといいでしょう。【関連記事】化学がまったくわからない人へ

なんだ、こういうことだったのか!と化学の問題文の読み取りができるようになる問題集兼参考書を紹介します。

学校のワークはなんとか解けるけど、模試や、赤本や青本といった過去問の化学ができないのなら、次に紹介する参考書をやってみるといいでしょう。

実際に、難関大学の化学を得点源にしたいという生徒が高校2年生から使って、模試では常に95以上をキープし、学年1位、赤本も青本も少しずつ自力で解けるようになりました。

また、結果的に、共通テスト対策を意識しなかったのに、安定の90点越えでした。

高校から配布されるワークはなんとかできるけど、模試や、赤本・青本といった過去問ができないのなら、次に紹介する参考書をやってから着手すれば少しずつ解けるようになりますよ。

照井式問題集 理論化学 計算問題の解き方

理論化学の最重点 照井式解法カード 改訂版」でおなじみの河合塾人気講師・照井俊先生の参考書兼問題集です。

照井式問題集 理論化学 計算問題の解き方「理論化学の問題は、1つのテーマには共通する1つの基本的な解法がある」というコンセプトが体感でき、繰り返し解き方をマスターすれば模試も過去問も解けるようになります。

実際に担当した生徒が使ったのは照井式問題集 理論化学 計算問題の解き方の旧版です。深い意味はなく、たんに私が持っていたものを貸しただけなのですが。問題なく使えました。

照井式問題集 理論化学 計算問題の解き方を反復して感じていたのは、一見違って見える問題でも、同じテーマなら、同じ手順にしたがっていけば解くことができるようになるということでした。

国公立大の個別試験や私立大学の入試問題を使用しているので、実践力をつけることができます。

レベルは、中堅~難関大志望者向けなので、化学の基礎を固めてから着手すると効果が実感できるでしょう。

現行版はこちらです↓↓

理論化学の最重点 照井式解法カード 改訂版は、参考書がわかりやすいだけでなく、付属のうすがた解放カードがとっても便利ですよ。

Amazonから試し読みもできますので、気になる方はチェックしてみるといいでしょう。

照井式問題集 無機化学 知識の押さえ方

無機化学の最重点 照井式解法カード【パワーアップ版】」でおなじみの河合塾人気講師・照井俊先生の参考書兼問題集です。

照井式問題集 無機化学 知識の押さえ方「問題を解きながら無機化学の『流れ』をつかむ」というコンセプトで作られているので、やみくもに暗記するわけではありません。

実際に担当した生徒が使ったのは照井式問題集 無機化学 知識の押さえ方の旧版です。こちらも深い意味はなく、たんに私が持っていたものを貸しただけなのですが。問題なく使えました。

無機化学が覚えきれないから、無機化学の問題は苦手という受験生でも、説明と解答が記載されているので、一般的な問題集と構成が違うため、使いやすくなっています。

また、関連した知識が一緒に勉強できるようになっているので、内容が頭に入りやすくなるよう工夫されています。

また、付属の赤シート対応の「化学反応式チェックブック」でさらに効率よく知識が定着します。

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無機化学の最重点 照井式解法カード【パワーアップ版】 は、参考書がわかりやすいだけでなく、付属のうすがた解放カードがとっても便利ですよ。

照井式問題集 有機化学 問題文の読み方

有機化学の最重点 照井式解法カード【パワーアップ版】」でおなじみの河合塾人気講師・照井俊先生の参考書兼問題集です。

照井式問題集 有機化学 問題文の読み方「問題文の読み取り方法を徹底解説する」というコンセプトで作られています。

実際に担当した生徒が使ったのは照井俊の化学有機化学の解き方がよくわかる本の旧版です。こちらも深い意味はなく、たんに私が持っていたものを貸しただけなのですが。問題なく使えました。

実は、共通テスト化学でも有機化学は確実に点数が取れる分野なので、化学でしっかり点数がとりたい受験生は有機化学を徹底してやるといいんです。

実際に担当生徒は、第一志望の国立大学の個別試験では有機化学が確実に出題され、配点も高かったので、早い時期からこのやり方で徹底して対策した結果、模試の有機化学分野はいつも満点近い点数をとっていました。

受験までに覚えればいいとか、覚え切れていないから点数にならないなどと、暗記すればいずれ得点できると思い込んでいる受験生が多い有機化学。実は問題文の読み取りができなければ、確実に高得点がとれないのです。

それが、2022年度の共通テスト化学の平均点にも表れているのです。

有機化学は暗記ではない!と、頭を切り換えて対策を始めると、受験化学で点数が取れることも期待できるようになりますよ。

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共通テストの化学対策に必要なのは読解力ではない!

共通テストの化学対策にも必要なのは問題文を読み取る力です。これは一般的な読解力とは違います。

化学の問題文で何を問われているのか、何について触れているのかが読み取れなければいくら演習問題をやってもできるようになりません。

実際に、このことに気づかずに、やみくもに入試の過去問を配って解かせる学校もたくさんあります。

なかには共通テスト直前に化学で80点以上取らせる!と意気込んで、集中授業と称した化学の補講を何十時間も課した高校もありましたが、結果は平均点30点もいかずに散々だったとか。

つまり、多くの高校の化学の先生たちは、演習が足りないんだ!と勘違いしているのです。共通テストの化学対策ってそもそも何すればいい?というのが見えていないのが私が毎年感じることです。

問題文を読み取る力が培われれば、一見長く複雑と感じるリード文付きの問題にも物怖じせず向かうことができます。

そして演習を繰り返すことで、思考力が鍛えられれば、共通テスト化学でも90点を超えることは可能となるのです。

共通テストの化学対策は多くの受験生ができていない

教科科目満点2022年度平均点2021年度平均点前年差
理科物理基礎5030.437.55-7.15
化学基礎5027.7324.653.08
生物基礎5023.929.17-5.27
地学基礎5035.4733.521.95
物理10060.7262.36-1.64
化学10047.6357.59-9.96
生物10048.8172.64-23.83
地学10052.7246.656.07
引用元 河合塾Kei-Net

2022年の1月に実施された共通テストの理科の平均点になります。

今回は化学について触れましたが、生物も同じ状況になっていることがわかるかと思います。

つまり、理科は問題文を読み取る力ができていないと、暗記科目と言われる生物や化学では高得点をとることは厳しくなっているのです。

1月21日に会見した末松大臣は、2022年度共通テストの難易度について「共通テストは各教科・科目の特性に応じて知能・技能のみならず、思考力・判断力・表現力等を重視して評価を行うもの。私としては全体的に授業での学習のプロセスや日常生活の場面を題材にした問題、さまざまな資料や図から複数の情報を読み取って活用する能力を問う問題等、単なる暗記再生型の出題ではなく、共通テストが意図する能力を問う点がより明確になっている」との見解を示した。

引用元 文部科学省

先日の文部科学省の末松大臣の会見からも、共通テストはこの傾向が続くと想像ができます。

共通テストの化学対策にも読解力!?2022年化学で90点越えに有効だった問題集のまとめ

今回紹介した受験化学で点数をしっかりとるために有効だった参考書は次の3冊です。

【関連記事】化学がまったくわからない人へでも話したように、高校化学基礎、高校化学は理系の科目の中では非常に厄介な科目です。

これまでは、出題頻度の高い分野を暗記すればある程度点数がとれた時代もありましたが、今後は単なる暗記程度では50点とることも厳しいでしょう。

国公立大学の理系進学を希望する場合、化学を選択することになる受験生が大半です。

受験化学で高得点をとれる受験生が少ないということは、化学で高得点をとれれば他の受験生と差がつくことは間違い有りません。

大学入試においては化学の占める役割は少なくないので、正しい方法で受験化学の対策を始めるといいでしょう。

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この記事を書いた人

家庭教師兼マンツーマン塾講師歴15年以上の現役塾講師。主な指導科目は数学・物理・化学。毎年多くの高校生や大学受験生を直接指導する経験から、進学校と呼ばれる学校の実態、高校では教えてくれない大学受験の本当のコトを教えます。塾や学校に騙されない人を増やしたい!知らないとマジで損をする極秘情報や他では得られない最新情報も発信します。

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