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共通テストの数学で9割とる対策方法は?数学難化の2022も実証済み!

共通テストの数学で9割とる対策方法は?数学難化の2022も実証済み! 共通テスト
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2022年1月15日と16日に行なわれた、2022年度大学入学共通テストで数学が想定以上に難化しました。

そのため「数学ⅠA」の平均点は歴代最低である2010年の48.96点を大幅に下回る38点が予想され、「数学ⅡB」も歴代最低である2015年のセンター試験の平均点39.31点と並ぶ低得点となることが予想されています。

そんななかでも、無風で安定して9割をとった生徒もいます。

今回は大学入学共通テストで9割とった生徒に対して行なった共通テストの数学対策方法についてお話します。

結論から言ってしまうと、次の2つの対策になります。

詳しく解説していきます。

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共通テストの数学で9割とる対策方法は2つ

難化した2022年の共通テストの数学でも9割越えがとれた実証済みの対策方法は次の2つになります。

  1. まずは国立大学個別試験の数学対策を行なう
  2. 共通テストの予想問題を2つの点に意識して解く

対策方法①:国立大学個別試験の数学対策を行なう

結論から言うと、国立大学の個別試験の数学対策を徹底してやることです。

目的は次の2つ。

  1. 思考力を養う
  2. リード文つきの演習に慣れる 

今回「数学ⅠA」も「数学ⅡB」も両方安定して9割とってきた生徒は難関国立大学理系志望でした。

単純に、共通テスト後に個別試験対策を始めたのでは完全に間に合わないという理由から、高校2年生から高校3年生の11月まで、難関国立大学理系対策として、青チャート1対1対応のシリーズなどの問題演習を行ないながら、志望校の過去問を解くなど、個別試験の数学対策を徹底してやっていました。

こんな風に書くと、もともと数学ができたとか、難関国立大学を狙う受験生だから、といった意見があるかもしれませんが、決してそうではありません。

まず、知っておきたいのは、国立大学の個別試験の数学には思考を必要とするもの、リード文があるものが多いことです。

この2つの点に関しては、これまでのセンター試験対策では足りないため、センター対策向けの問題集や参考書、共通テストの予想問題といったこれまでのセンター試験対策問題集を改変した程度の演習ではまったく足りません。

つまり、思考力を問い、リード文を読ませる共通テスト対策に国立大学の個別試験対策が向いているのです。

2022年の共通テスト終了後に、一部で「数学なのに、国語力が必要なほどの長文読解が登場した」というようなるコメントもありましたが、国語の読解力に関してはほぼ期待できない生徒ですが、しっかり9割超えしています。

ちなみに、共通テストに国語にも国語にも読解力は必要とされていません。必要とされているのは情報処理能力です。

対策方法②:共通テストの予想問題を2つの点に意識して解く

国立大学の個別対策を徹底して行なった後に、次の2つの事を徹底的に意識しながら、12月から共通テストの数学対策として共通テストの予想問題を解くのです。

  1. 教科書や問題集、マーク模試などで見かけない問題こそ、式を立てることを目的としてリード文を読む
  2. 9割とるための時間半分と問題を解く順番

今年使用したのはZ会の実戦問題集と、Z会の共通テストパックだけでした。

丁寧に演習を行なったのは、新傾向の問題のみで、残りの問題に関しては何分でこなせるか、どこの問題から片付けるかという時間配分のための演習でした。

長年の指導経験から言うと、高校数学に限らず、算数や数学の文章読解に関しては誤解があります。

国語の読解力とは数学を解く上での文章読解力にはほとんど関係ありません。

実際に、国語の得意な生徒たちから言わせると、数学の長文は国語の文章とは違うと断言しています。

あえて言うのならば、読解力ではなく、情報処理能力が必要とされ、共通テストで要求される力です。

それが「教科書や問題集、マーク模試などで見かけない問題こそ、式を立てることを目的としてリード文を読む」という話です。

後半にも述べますが、この話は数学に限らず、物理や化学、生物にもあてはまります。

例えば「数学ⅠA」の長文問題であれば、1次関数になっているところはどこ?不等式で表わす関係式をどこ?などと、目的をもってリード文を読むように意識するだけで結果は違ってきます。

長文形式のリード文を読ませながら、問題を解いていく共通テストの新傾向の対策には、従来の共通テスト対策だけでは今後はますます厳しいでしょう。

おそらく、数学に限らず、他の理系科目である物理・化学・生物にも今後はあてはまることでしょう。

共通テストの数学で9割とる対策方法は物理・化学でも役立つ

共通テストの数学で9割とる対策方法は「物理」「化学」でも役立ちます。

実際に「数学ⅠA」も「数学ⅡB」も両方安定して9割とってきた生徒は「物理」「化学」も安定の9割超えでした。

「物理」「化学」も数学と同じように、早い時期から志望校の難関国立大学の過去問を中心に、リード文のしっかりある演習を数多く行なっています。

今年の共通テストでは「化学」も平均点が50点を切る予想が出ていますし、「生物」にいたっては去年よりも平均点が20点以上下回る予想がでています。

数学に限らず、理系科目はリード文ありきの問題演習を徹底して行なっていかないと、これまでのセンター対策ではどうにもならないことがはっきりしています。

またリード文が長文化しているところをみると、来年以降も理系科目の平均点が50点を超えることが難しい傾向はまだまだ続くのではないかと予想しておいた方がいいでしょう。

共通テストの数学で9割とる方法についてのまとめ

今回は大学入学共通テストで9割とった生徒に対して行なった共通テストの数学対策方法についてお話ししました。

結論は次の2つの対策方法になります。

2022年の共通テストは想定を超えるレベルで難化したことは事実ですが、一方で確実に9割越えをしている受験生もいることは事実です。

国立大学を狙う受験生にとって、共通テストは避けて通れない道なので、9割越えとまでいかなくてもしっかりとした対策が必要です。

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プロフィール
この記事を書いた人

家庭教師兼マンツーマン塾講師歴15年以上の現役塾講師。主な指導科目は数学・物理・化学。毎年多くの高校生や大学受験生を直接指導する経験から、進学校と呼ばれる学校の実態、高校では教えてくれない大学受験の本当のコトを教えます。塾や学校に騙されない人を増やしたい!知らないとマジで損をする極秘情報や他では得られない最新情報も発信します。

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