地方にある公立進学校の現状の多くはコレ
進学校の闇・実態…進学校に入ったから成績優秀なわけではありません!
上位の順位での合格でなければ、単に枠が空いていたんですね
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・進学実績の高い進学校に通っているから大学受験の心配はないと思っている人
・進学校に通っている子どもの状況が心配な人
・進学校に進学させたのに…と後悔したくない人
・公立の進学校への進学を考えている人
・公立の進学校の現状や実態を知りたい人
今回の記事は、進学校の多くの生徒が行なっている先取り学習をいっさいしないで、進学校に進学してしまう実例を含めた実体験に基づく内容です。
地方の公立進学校への受験事情に変化が起きている
15年くらいに渡って、家庭教師や塾講師として、多くの高校生の指導にあたっています。
年々進学校に通う高校生の学力の低下が気になっています
そもそも高校受験の段階で学力が大幅に下がっていることに、あるとき気がついたのです。
地方の公立進学校には以前よりも合格しやすくなっている
以前では合格できなかった子どもの点数でも、地方の進学校では合格できてしまう現状があります。
理由は主に次が考えられます。
- 地方の子どもの数が減っている
- 地方の子どもの学力が全体的に下がっている
- 経済事情から大学進学を希望しない優秀な子どもがいる
- 優秀な子ども達は中高一貫を選んでいる
地方の公立進学校への進学を中学の先生も止めない
進学校への受験をさせたいのですが…
受験対策は外部のプロにお願いしてくださいね
中学の三者懇談での保護者と先生の会話。
私から言わせてもらえれば、知ったかぶって、高校受験を失敗させるよりも賢い助言だと思います。
え、学校の先生でしょ?????
しかし、一部のご家庭からは反感を買うことも多いのです。
進学校への受験も今や自己責任
アラフォーである私世代の中学生の頃といえば、どんなに志望校を受験したいといっても、学力が満たない生徒に対しては、三者懇談で「その受験は待った!」がかかったものです。
ところが、時代が変わり、今や生徒が希望する高校への受験に、学力が足りなかったとしても「待った!」をかけません。
というのも日本の悪しき文化ことなかれ主義が学校でも蔓延しています。
だから、教師という立場から言えることは、学力が足りない子に対しては次の通り。
万が一の事を考えて、滑り止めをしてくださいね
はい、おしまいです。
ここでうっかり進学校に入ってしまう親子は勘違いをしてしまうのです。
入れるんだ!
うちの子賢いのね!
いやいや、先生は三者懇談後のトラブルは避けたいだけなので、やんわり学力が足りないと言われているのですよ
月謝30万円の入塾予備軍の出来上がりですね(^^;)
中学の先生は高校に入れることが仕事
そもそも中学の先生は高校に送り出すことがお仕事なのです。
要するにどこの高校に行こうが構わないのです。
まして、その先の高校生活で地獄を味わおうとも、こんなひと言が返ってくるのがおち。
知っていて進学したんでしょ?
そもそも受験すると言ったのはご家庭の方でしょ
今の状態では授業についていくのも大変だよ
みんな高校数学くらいは先取り学習してから高校に入学してますよ
なんていう、警告を誰もしてくれません。
そもそも中学の先生は進学校の実態を知りません
地方の公立進学校も兄弟姉妹が通っていた時と事情が違う
今も昔もですが、兄弟姉妹で同じ高校に通わせるご家庭は多いです。
その中で厄介な理由がこんなケース。
上の子も○○高校出身なのです
上のお子さん時とはかなり学校の環境も受験状況も変化が起きているので、同じ要領でってわけにはいかないのです。
教師もゆとり世代が横行している
どこの学校にも当てはまることですがゆとり世代の方々が教師になっています
進学校に幻想を抱いているご家庭は目を覚ました方がいいかもしれませんよ
とくに問題になっているのが理科の教師不足
ゆとり世代は、ちょっと数学ができるなんちゃって理系であれば理系に進学できる時代だったので、まともに、高校物理・高校化学ができる人が圧倒的に少ないのです。
その結果、今や地方の進学校を見渡してみても、校長まで勤め上げた高齢の理科を教えられる先生が非常勤で教えに来ている状況です。
私の生徒の学校では、75歳のおじいちゃん先生が物理を教えています。
先生、今日物理の先生、階段の上り下りがしんどそうだったよ
そんなわけで、私のところに最近増えている指導依頼が、理系の生徒の物理指導です。
専門理科が大学の受験科目になっている場合は早めに手を打たないと志望校の変更や学部変更になってしまいます
現行の高校の先生には大学入試改革には対応できない
大学入試センター試験が廃止になったこと、大学入試共通テストが始まること、2021年から本格的に始まる大学受験改革にも関わらず、学校におんぶに抱っこでどうにかしてもらえると思い込んでいる親子は山ほどいるのです。
これまでの大学入試センター試験ですら結果が出せないのに、一般の高校の先生に、大学入試共通テストにも対応できないことは簡単に想像できるでしょう。
進学校とは成績優秀ではない子どもはすべて自己責任
学校は何もしてくれない…
毎年、公立進学校に通わせて、高校3年生の受験期に駆け込みで依頼してくる親御さんは口を揃えて言います。
それはそうですよ
何を期待していたの?
私は言いたいことを抑えるように何度もしています。
しょせん進学校は大学合格実績を残してくれそうな成績優秀な子どもしか相手にしていないのです。
定員に空きがあって、入ってしまった子どもは自己責任でどうかしないとならないのが進学校の現実なのです。
コロナ禍による休校措置で学力にも大きく差がついた
コロナ禍の休校措置で、各高校の対応が分れました。
課題が送られてくることも、学習状況の確認連絡すらない学校もありました。
うちの子、学校から放置されている…
進学校とは本来、放置が正解なのです。
放置されていて家庭学習ができないのなら、進学校に進学させたのに…と後悔する予備軍ですよ
課題がないから、先取り学習が思いっきりできる!
復習や予習できるね
もし、1人で復習や予習ができないのなら、時間や場所を選ばないオンラインのアプリや、マンツーマンで指導してくれる家庭教師を利用することも賢明な選択です。
ちなみに、成績上位層は、課題ほど、うっとおしいものはないのです。
進学校の上位は、高校入学前にすでに志望校が決まっていて、志望校を目指して志望校対策に有効なやり方で頑張っている子どもたちなのです
進学校の闇・実態は進学校に入ったから成績優秀とは限りません
・進学実績の高い進学校に通っていても大学受験が安泰とは限らない
・地方の進学校に進学できるハードルが下がっている
・進学校に進学する子どもの多くが先取り学習をしている
・うっかり進学校に進学してしまうと定期試験ですら点数がとれない
・進学校の生徒の場合、塾の月謝は相場が高い
・進学校の生徒の場合、塾の月謝は相場が高い
進学校に進学する場合、中学受験をしないで、公立の中学校から進学する方法もあります。
公立中学校から進学校に進学する子どものなかにも、高校数学と英語の先取り学習をしてから高校に入学する子どもも増えています。
進学校で旧帝大といった難関大学への合格実績が期待できる子どもに対しては手厚い指導がされる傾向が強い進学校。
自己責任…という言葉で見捨てられないためにも、進学校への進学を考えているのなら、すぐに先取り学習を始めましょう。