大学受験を控える理系受験生は理系科目の勉強に追われていて、共通テストの漢文は後回し…なんて人も多いでしょう。
実は共通テストにおける漢文は基本的な漢字・句法を覚えるだけでも点数がぐっと上がる、理系でも満点が狙える意外な得点源となるのです。
もし漢文を対策しないで点数が取れないままだと、1点が合否を分ける大学受験で不利になってしまうことも十分ありえます。
そこでこの記事では、理系でも共通テストの漢文で満点が狙える理系受験生向けの「共通テスト漢文対策の秘策」を伝授していきます。
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共通テスト漢文とは?
理系科目の勉強・二次試験対策で忙しい理系受験生こそ、共通テスト漢文の対策は「最低限の時間で効率よく進める」ことが重要になってきます。
そして「共通テストでよい点をとる」ことに特化した漢文対策を進めたいなら、本格的な勉強を始める前にまず「出題傾向」を把握しておくべきです。
共通テスト漢文の例年の問題形式・出題内容から「自分が目標点をとるために学習すべき範囲」を明らかにして、この後の漢文学習を有利に進めましょう!
問題形式
共通テスト漢文全体の配点は50点満点、小問6-7問で構成されています。
基本の問題構成は以下の通りです。
年度によりやや変更はありますが、概ね、このイメージで対策して差し支えないでしょう。
- 問1:漢字の意味(4×3)
- 問2:書き下し文の解釈(7)
- 問3:読解問題(7)
- 問4:読解問題(5)
- 問5:漢字の読み(5)
- 問6:読解問題(6)
- 問7:読解問題(8)
ここからは、小問それぞれの出題内容を詳しく見ていきましょう。
出題内容
まず問1では、問題文中の漢字・単語の意味を答える問題が3問、問2では傍線部の書き下し文とその訳を問う問題が出題されます。
頻出の漢字・句法を覚えていれば必ず正解できるチャンス問題です。
問3以降は本文中に傍線が引かれ、該当箇所の内容理解を問う問題です。
多くは傍線部の前後を読めば答えがわかるようになっているので、焦らず文脈を把握することが大切です。
また本文中の一部の読みが問われる5も、同様の要領で解けます。
またセンター試験の漢文と異なるのは「複数の文章が出される」点です。
本文の補足情報として日本語の文章や序文が示されその情報を踏まえて答える問いもあるので、よりスピード感が求められる試験になったといえるでしょう。
漢文ヤバい!わからない理系向けの勉強法
漢文の勉強で大事になってくるのは、やはり「基礎知識のインプット」でしょう。
漢文の問題を解くのに必要となる知識は、「漢文単語」「漢文文法」「漢文常識」の3種類に大別できます。
しかしどの分野も頻出の内容というのは限られているので、覚え方のコツさえつかめばスキマ時間で十分に暗記が可能です。
ここからは、暗記が苦手な理系受験生におすすめの「漢文知識の覚え方」を、私の受験生当時の体験談を交えながら紹介していきます!
漢文単語の覚え方
現代で普通に使っている漢字でも、漢文の中では別の意味で使われていることがしばしばある「漢文単語」は、新たに暗記していく必要があります。
とはいえ覚えなければならない単語数はせいぜい50個程度なので、「参考書を使ってスキマ時間に暗記する」勉強法がおすすめです。
通学時間はもちろん、他科目の勉強からの気分転換や問題演習の答え合わせ時など、とにかく繰り返し参考書を開いて暗記してしまいましょう。
【関連記事】共テ漢文は理系でも満点可能!?おすすめ漢文単語帳で満点目指そう!
漢文句法の覚え方
漢文対策で最も重要かつ得点源となり得るのがこの「漢文句法」です。
「否定」「使役」「受け身」「疑問・反語」など、ひとつひとつの文を正しい意味で読み取るのに不可欠な知識だからです。
しかしこちらも一定のパターン・規則性を覚えるだけなので、頑張って暗記しましょう。
漢文句法は「例文を音読しながら」、リズムとともに覚えるのがおすすめです。
目と耳両方をフル活用して記憶することで効率が上がりますし、パターンも見えてきやすいかと思います。
【関連記事】共テ漢文は理系でも満点可能!?おすすめの漢文句法の問題集・参考書を紹介!
漢文常識を身につける方法
漢文文章の読み取りには、時に古代中国の地理や政治、儒学的思想といった知識教養が求められます。
また、漢文は古文以上に話の展開が決まっており、それを知っておくだけで「わからない部分」を補完できることも少なくありません。
こうした漢文常識を身につけるには、やはり漢文に触れる量・回数がものを言います。
問題集の解説をよく読み、その文章で使われている前提知識を併せて覚えるのがおすすめです。
そうすれば似たようなシチュエーションの問題に出会った時「これはこういった話なのでは?」とアタリがつけられるようになるはずです。
【関連記事】共テ漢文は理系でも満点可能!?おすすめの漢文常識が身につく問題集・参考書を紹介!
漢文ヤバい!わからない理系向けの問題演習方法
「漢文単語」「漢文句法」「漢文常識」の3点を覚えられたら、あとは問題演習あるのみです。
インプットした知識を活用しどれだけ目の前の漢文を読めるか、ぜひ腕試ししてみましょう。
加えて「共通テストでよい点をとる」ためには、通常の問題集だけでなく「共通テストの過去問」を事前に解いてみることが重要です。
最後にその重要性と、過去問に取り組む際の注意点を解説します。
共通テストの過去問は必ず解く
共通テスト漢文はある程度問題の構成・パターンが固定化されているので、その形式に慣れるのに「過去問を解く」手段は非常に有効です。
また漢文に関しては問題傾向がセンター試験とあまり変わらないので、センター試験の過去問も対策として利用できます。
過去問を解く際は「なぜ間違えたのか」を正確に理解するため、ぜひ丁寧な解説が掲載されている問題集を選ぶのが良いでしょう。
共通テストの過去問を解く際の注意点
共通テストの過去問を解く際の注意点としては、ずばり「点数に一喜一憂しない」ことです。
前に書いた通り、過去問を解くのは「問題形式に慣れる」ことと「なぜ間違えたのかを把握する」ことで、共通テスト本番の点数を上げるためです。
間違った選択肢を選んでしまうのは「文法・句法・漢文常識の理解が不十分」なことの表れなので、つまずいている箇所を解説で把握して、インプットに立ち戻ると効率的に対策を進められるでしょう。
まとめ
ここまで紹介してきた共通テスト漢文対策のポイントをおさらいしてみましょう。
- 共通テスト漢文対策は、「基礎知識のインプット」と「過去問を使った問題演習」が要。
- 基礎知識は「単語・句法・漢文常識」の3点を押さえる。参考書を活用してコツコツ覚える。
- 過去問は答えの番号だけでなく解説部分も精読し、つまずき箇所を把握する
「共通テスト漢文」は、これらのポイントを押さえて学習を進めれば、理系受験生でも充分満点を狙える科目です。
漢文学習を1人で進められるか不安な受験生には、「オンライン家庭教師」の利用もおすすめです。
学習の進捗管理やわかりやすい解説など、多方面から受験勉強をサポートしてくれます。
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