子どもから、
- 「先生と合わない」
- 「質問しにくい」
- 「授業が分かりにくい」
- 「先生が怖くて緊張する」
と言われた。
担当講師を変えてもらったほうがよさそうだけれど、保護者としては伝えにくいものです。
「先生の悪口みたいにならない?」
「本人に直接伝わったら気まずい」
「LINEでお願いしてもいい?」
と迷うこともあるでしょう。
結論からいうと、講師変更をお願いするときは、先生を評価する言い方ではなく、子どもの状態と希望を伝えるのが基本です。
いつもお世話になっております。
本人から、現在の授業では少し質問しづらさを感じていると相談がありました。可能であれば、一度担当の先生を変更していただくことはできますでしょうか。
今後も前向きに通塾したいと考えておりますので、ご相談させていただければと思います。
この形なら、現在の先生を強く否定せずに、変更してほしいという希望を伝えられます。
この記事では、塾の担当講師を変えてほしいときのLINE・メール・電話例文、理由別の伝え方、塾から引き止められたときの返し方まで解説します。
- 講師変更は「先生が悪い」ではなく「子どもに合うか」で伝える
- まず使える|講師変更をお願いする基本例文
- LINEで講師変更をお願いする例文
- メールで担当講師の変更をお願いする例文
- 電話で講師変更をお願いするときの言い方
- 「先生と合わない」ときの伝え方
- 子どもが先生を怖がっている場合
- 説明が分かりにくいと感じる場合
- 成績が上がらないので先生を変えたい場合
- 男性講師・女性講師を希望したい場合
- 「まず今の先生と話してみませんか?」と言われたとき
- 「もう少し様子を見てください」と言われたとき
- 担当変更をお願いすると今の先生に失礼?
- 今の先生本人に直接言うべき?
- 子どもには何を確認してから塾へ伝える?
- 講師を変えても改善しない場合はどうする?
- 避けたい伝え方
- よくある質問
- まとめ|講師変更は「批判」ではなく「子どもの状態」を伝える
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講師変更は「先生が悪い」ではなく「子どもに合うか」で伝える
講師変更をお願いしにくい最大の理由は、
「今の先生を否定することになりそう」
と感じるからではないでしょうか。
しかし、講師との相性は、単純に先生の能力だけで決まるものではありません。
- 説明のテンポ
- 質問のしやすさ
- 声のかけ方
- 宿題の出し方
- 子どもの性格との相性
など、さまざまな要素があります。
そのため、
先生が悪いので変えてください。
ではなく、
本人が質問しづらさを感じているため、別の先生との授業も検討したいです。
という伝え方のほうが、塾側も対応しやすくなります。
まず使える|講師変更をお願いする基本例文
理由を細かく説明したくない場合は、次の文面が使いやすいでしょう。
やわらかく相談する場合
いつもお世話になっております。
担当の先生について、一度ご相談したいことがあります。本人とも話したのですが、現在の先生とは少し相性が合わない部分があるようです。
可能であれば、担当変更についてご相談させていただけますでしょうか。
変更してほしい意思が固まっている場合
いつもお世話になっております。
本人と話し合った結果、今後の授業については担当の先生を変更していただきたいと考えております。可能な先生や変更時期について教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
「相談したい」のか、「変更してほしい」のか。
家庭の希望に合わせて言葉を変えるのがポイントです。
LINEで講師変更をお願いする例文
普段から塾との連絡にLINEを使っているなら、まずLINEで相談してもよいでしょう。
短めのLINE
いつもお世話になっております。
担当の先生についてご相談があります。本人と話したところ、少し相性が合わない部分があるようです。
可能であれば、担当変更についてご相談させていただけますでしょうか。
少し丁寧なLINE
いつもお世話になっております。
担当の先生について、本人から少し質問しづらさを感じていると相談がありました。
現在の先生に問題があるというより、本人との相性の部分もあると思っております。
可能であれば、一度担当変更についてご相談させていただければと思います。よろしくお願いいたします。
文章だけで細かい事情をすべて説明する必要はありません。
まずは、「講師変更について相談したい」と伝え、必要に応じて電話や面談で詳しく話しても構いません。
メールで担当講師の変更をお願いする例文
メールの場合は、生徒名と相談内容が分かるようにしておくとスムーズです。
いつもお世話になっております。
○○の保護者です。担当講師についてご相談があり、ご連絡いたしました。
本人と話したところ、現在の授業では質問しづらさを感じており、授業中に分からない点があってもそのままにしてしまうことがあるようです。
今後も前向きに通塾を続けたいと考えておりますので、可能であれば担当講師の変更についてご相談させていただけますでしょうか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
電話で講師変更をお願いするときの言い方
電話の場合は、最初からすべて説明しようとせず、
相談したいこと → 子どもの状態 → 希望
の順で話すと伝えやすくなります。
基本の会話例
保護者:「担当の先生について少しご相談したいことがあります。」
塾:「どうされましたか?」
保護者:「本人が少し質問しにくいと感じているようで、分からないところをそのままにしてしまうことがあるようなんです。」
保護者:「可能であれば、一度ほかの先生に変更していただくことはできますでしょうか。」
これなら、先生個人への批判ではなく、授業上の問題として話せます。
「先生と合わない」ときの伝え方
子どもが単純に、
「あの先生とは合わない」
と言っている場合もあります。
ただし、そのまま
子どもが先生を嫌っているので変えてください。
と伝えると、必要以上に強い印象になります。
少し言い換えると伝えやすくなります。
本人から、授業中に少し緊張してしまい、質問しづらいと相談がありました。
相性の部分もあると思いますので、可能であれば別の先生との授業も検討したいと考えています。
すでに「先生と合わないため退塾しようか」と考えている場合は、講師変更で改善できる問題なのか、一度整理してもよいでしょう。
関連記事については記事末にまとめています。
子どもが先生を怖がっている場合
子どもが、
- 先生に怒られるのが怖い
- 間違えると強く言われる
- 授業前になると行きたがらない
- 質問できずに黙ってしまう
という状態なら、単なる「好き嫌い」として片づけずに塾へ相談してよいでしょう。
本人が授業中にかなり緊張しているようで、分からないことがあっても質問できない状態になっています。
このままでは学習にも影響が出そうなので、可能であれば担当の先生を変更していただきたいと考えています。
「怖い先生です」と断定するよりも、子どもにどのような状態が出ているのかを伝えると話が具体的になります。
説明が分かりにくいと感じる場合
子どもから、
「説明を聞いても分からない」
と言われることもあります。
ただし、
先生の教え方が下手なので変えてください。
という伝え方は避けたほうが無難です。
次のように伝えられます。
本人から、現在の授業では説明を理解するのに少し苦労していると聞いています。
説明の仕方との相性もあると思いますので、可能であれば別の先生の授業も試させていただくことはできますでしょうか。
同じ内容でも、伝え方で印象は大きく変わります。
成績が上がらないので先生を変えたい場合
成績が上がらないことを理由に、講師変更を考える家庭もあるでしょう。
ただし、成績は担当講師だけで決まるわけではありません。
そのため、最初から、
成績が上がらないのは先生のせいです。
と決めつけないほうがよいでしょう。
まずは現在の状況を確認します。
ここ数か月、本人なりに取り組んではいるのですが、なかなか成績につながっていません。
現在の授業の進め方が本人に合っているのかも含めて、一度ご相談したいです。
必要であれば、担当変更も検討したいと考えています。
講師変更を決める前に、学習状況や宿題の取り組み方も含めて相談する選択肢があります。
男性講師・女性講師を希望したい場合
子どもによっては、
「男性の先生だと緊張する」
「女性の先生のほうが質問しやすい」
ということもあります。
その場合も、希望として伝えて構いません。
本人と話したところ、女性の先生のほうが質問しやすいようです。
もし可能であれば、次回以降は女性の先生をご検討いただくことはできますでしょうか。
ただし、希望する条件の講師が必ず在籍しているとは限りません。
「必ず変更してください」ではなく、まず可能かどうかを確認するとよいでしょう。
「まず今の先生と話してみませんか?」と言われたとき
講師変更を相談すると、塾から、
「一度、現在の先生とも話をしてみませんか?」
と言われることがあります。
話し合ってもよい場合
ありがとうございます。
本人が直接話すことには少し抵抗があるようなので、まずは保護者と塾側でお話しできればと思います。
すでに変更を希望している場合
ありがとうございます。
本人とも十分話し合ったのですが、今回は一度担当を変えて環境を変えてみたいと考えています。可能であれば、変更の方向でご検討いただけますでしょうか。
子ども本人が先生との直接の話し合いを嫌がっている場合、無理に対面させる必要はありません。
「もう少し様子を見てください」と言われたとき
塾から、
「あと1か月様子を見ませんか?」
と言われることもあります。
家庭でもまだ迷っているなら、期間を決めて様子を見る方法があります。
分かりました。
では、あと1か月様子を見て、その時点で本人の様子を確認して改めて相談させてください。
一方で、すでに変更すると決めているなら、
ご提案ありがとうございます。
ただ、本人とも話し合い、今回は担当を変更して環境を変えてみたいという結論になっています。変更可能な先生についてご相談させていただければと思います。
と伝えればよいでしょう。
担当変更をお願いすると今の先生に失礼?
講師変更をお願いするとき、
「今まで教えてもらったのに失礼では?」
と気になる保護者もいるでしょう。
しかし、塾へ通う目的は、担当講師に気を遣い続けることではなく、子どもが学習しやすい環境を作ることです。
もちろん、必要以上に講師を批判する必要はありません。
ただ、
- 質問できない
- 授業内容が理解できない
- 塾へ行くこと自体を嫌がっている
のであれば、早めに相談したほうがよい場合もあります。
今の先生本人に直接言うべき?
基本的には、講師本人へ直接、
「先生を変えてください」
と言う必要はありません。
まずは、
- 塾長
- 教室長
- 受付担当
- 保護者対応の担当者
など、講師配置を調整できる人へ相談するほうがスムーズです。
特に子どもが先生に対して緊張している場合、本人から言わせようとすると負担になることがあります。
子どもには何を確認してから塾へ伝える?
保護者から塾へ連絡する前に、子どもへ少し確認しておくと話しやすくなります。
- 何が一番困っているのか
- いつ頃から困っているのか
- 質問しにくいのか
- 説明が分かりにくいのか
- 先生を変えれば続けたいのか
- 塾自体を辞めたいのか
特に重要なのは、講師変更で解決しそうなのか、それとも塾自体を辞めたいのかです。
ここが曖昧なまま保護者だけで講師変更を進めると、子どもの希望とずれることがあります。
講師を変えても改善しない場合はどうする?
担当を変えても、
- 授業形式そのものが合わない
- 塾の進め方が合わない
- 通塾自体を嫌がっている
- 学習目的が本人と塾でずれている
という場合は、別の問題かもしれません。
その場合は、
「また先生を変える」
だけでなく、授業回数の変更、科目の見直し、転塾、退塾なども含めて考える必要があります。
避けたい伝え方
「先生が嫌いみたいなので変えてください」
子どもの言葉をそのまま伝えると、感情的な話に見えやすくなります。
代わりに、
本人が少し質問しづらさを感じているようなので、担当変更について相談したいです。
と伝えるとよいでしょう。
「教え方が下手です」
講師個人への評価になるため、話がこじれやすくなります。
説明の仕方が本人には少し合っていないようです。
と、相性の問題として伝えられます。
「変えてくれないなら辞めます」
すでに退塾すると決めている場合を除き、最初から強く出る必要はありません。
まずは変更可能かどうかを相談し、その回答を聞いてから判断したほうがよいでしょう。
よくある質問
担当講師の変更理由は詳しく言う必要がありますか?
細かい内容まですべて話す必要はありません。
ただし、塾側が次の担当を考えるために、
「質問しやすい先生がいい」
「ゆっくり説明してくれる先生がいい」
など、現在困っている点を簡単に伝えると変更後のミスマッチを減らしやすくなります。
講師変更はLINEだけでお願いしてもいい?
普段からLINEで保護者連絡をしている塾なら、まずLINEで相談してもよいでしょう。
詳しい事情について電話や面談を求められた場合は、その後で話せば十分です。
子ども本人から言わせたほうがいい?
必ずしも本人から伝える必要はありません。
特に先生との関係に悩んでいる場合は、保護者から教室長などへ相談したほうが話しやすいこともあります。
変更を断られたらどうする?
在籍講師や時間割の都合で、すぐに変更できない場合もあります。
その場合は、
- 別曜日なら変更できるか
- 別時間なら変更できるか
- 一時的に別講師を試せるか
- いつ頃なら変更可能か
を確認してみるとよいでしょう。
それでも難しく、現在の状況を続けることも難しい場合は、今後の通塾自体を改めて考えることになります。
まとめ|講師変更は「批判」ではなく「子どもの状態」を伝える
塾の担当講師を変えてほしいときは、先生を強く否定する必要はありません。
基本は、
本人が現在の授業で少し質問しづらさを感じているようです。
可能であれば、担当講師の変更についてご相談させていただけますでしょうか。
という伝え方で十分です。
ポイントは、
- 先生個人を批判しすぎない
- 子どもが困っている状態を伝える
- 相談なのか変更希望なのかを明確にする
- 希望する先生像があれば簡単に伝える
- 講師変更で解決する問題なのかも確認する
ことです。
「誰が悪いか」ではなく、「子どもが学びやすくするにはどうするか」を軸にすると、塾側とも話しやすくなります。
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