指定校推薦が共通テストの点数で取り消しになる?取り消しになったケースを解説

指定校推薦が共通テストの点数で取り消しになる?取り消しになったケースを解説 推薦入試

指定校推薦で内定をもらっている受験生の多くは、高校からこんな風に言われていませんか?

「共通テストの点数を大学に提出する!」

「大学が共通テストの点数を開示する!」

などなど。

さら
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結論から言うと、指定校推薦が共通テストの点数で合格が取り消しになることも、点数を開示すること、開示されることもありません。

指定校推薦が共通テストの点数で取り消しにならない3つの理由

指定校推薦が共通テストの点数しだいで落とされるとか、取り消しになることは、ほぼありません。

ほぼとつけたのは、まれに指定校推薦の条件に共通テストの点数を開示するとある場合があるかもしれません。私の経験では今までありませんが、今後は何らかの事情であるかもしれません。

不安な方は、指定校推薦の条件などをチェックしてみてください。

では本題です。

指定校推薦が共通テストの点数しだいで落とされるとか、取り消しになることがない理由は次の3つです。

詳しく説明していきます。

理由①:共通テストの点数が受験生に開示されるのは4月以降だから

大学入学共通テストの点数が開示されるのは毎年4月以降になりますので、入学前に物理的に間に合いません。

しかも、開示されるのは、事前に点数開示を希望した場合のみなので、そもそも共通テスト出願時に開示請求分の追加料金を払っていないと開示してもらえません。

なかには、共通テスト出願時に点数開示を希望していないから大丈夫!と思っている受験生もいますが、高校によっては、団体出願時に一律で点数開示希望のプラス料金を払っている高校もありますよ。

つまり、指定校推薦であろうと、わざわざ入学した生徒に対して、共通テストの点数を4月以降に開示して落とすなんてことはあり得ないということになります。

理由②:共通テスト後の自己採点の点数では信憑性がないから

共通テスト受験後の自己採点で出した点数を大学に提出することもありません。

多くの高校で、共通テスト終了後に自己採点を一斉に行ないます。これはおもに一般受験を受ける生徒向けの作業で、自己採点で出した点数で個別試験の出願先を最終的に決めることに使います。

指定校推薦が取り消しにならないようにするためには、そもそも自己採点で虚偽の報告をすれば良いだけの話になってしまいますので、わざわざ大学側で信憑性のない点数を提出させるかというと疑問が残ります。

そもそも大学は一般入試の準備もあるので、それほど暇ではありません。余計な事務作業を増やすとは到底考えられません。

理由③:大学側で共通テストの点数を開示するのに料金がかかるから

大学側で受験生の共通テストの点数を開示してもらうために、大学側では大学入試センターに料金を払っています。

現在1件当たり750円ですが、来年から少しずつ値上げをしていき、1件当たり1200円とも、1500円とも言われています。

つまり、指定校推薦で内定を出した生徒が多ければ多いほど、大学入試センターに徴収される金額が高額になるため、わざわざ料金を払ってまで共通テストの点数を開示するメリットがないのです。

指定校推薦が共通テストの点数で取り消しになる!と学校が言う3つの理由

先ほども述べたように、指定校推薦が共通テストの点数しだいで落とされるとか、取り消しになることは、まずありません。

ではなぜ高校で、指定校推薦が共通テストの点数しだいで落とされると言うのか?

考えられる理由は次の3つです。

詳しく説明していきます。

理由①:一般受験生のため

高校では、一般受験で大学を受験する生徒のことを思って、勉強に集中できる環境を整えようとします。

つまり、指定校推薦で内定が出たと安心して浮かれて勉強しない生徒がいれば、一般受験の生徒にしめしがつかないことになります。

そこで、多くの高校で考え、一般化しているのが、指定校推薦で内定が出たとしても、共通テストを受けることとしているのです。

しかし、昨今の経済状況もあり、この辺りの一般化が崩れてきています。

というのも、共通テストの受験料が12000円~となっているので、何にも使う目的のない共通テストに受験料を払いたくないという家庭も増えているのも事実です。

理由②:高校の共通テスト受験者数を増やしたいから

自称進学校に多い傾向ですが、高校の入学説明会に共通テスト受験者数を持ち出し、国公立大学を目標にしている高校という宣伝に利用する高校もあります。

いくら、我が校で国公立大学を目指しています!と言ったところで、そもそも共通テストを受験する人数が少ないのでは話になりません。

そこで、指定校推薦で内定が出ていようと、一切共通テストを受験に使わない生徒に対しても、練習だから!という理由で半ば強制的に受験させているケースもまだまだあります。

ちなみに、共通テストはほとんどの私立大学の一般受験の練習にはなりません。

理由③:高校卒業まで勉強をしっかりしてほしいから

一般的に、指定校推薦で入学する場合、一般入試で入学した受験生と比較すると学力が低い傾向にあります。

そのため、指定校推薦の内定が出てから、大学入学まである程度勉強をしなければ、大学入学後に留年や退学をせざるおえない可能性も出てきます。

そのリスクを防ぐためにも、共通テストを目的に勉強させる高校が多いのです。

ちなみに、指定校推薦で内定を出す大学の多くは、入学前に必須となる課題を送ってきます。

大学ごとにも課題の量が違いますし、同じ大学同じ学部であっても、学科によっては課題の量がまったく違う大学もあります。

最近の経験では、誰もが知る有名理系私立のS大学に指定校推薦で合格した生徒さんは大学入学直前まで課題が送られ続けていました。やってもやっても終わらない‥と。

理由は単純で、学力が低い学科だったということでした。

まとめ:指定校推薦が共通テストの点数で取り消しになることはありません

最後にまとめます。

指定校推薦が共通テストの点数しだいで落とされるとか、取り消しになることがない理由は次の3つです。

指定校推薦が共通テストの点数しだいで落とされるとか、取り消しになることがないとはいえ、受験する以上はできる限り頑張りましょう!

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さら
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プロフィール
この記事を書いた人
松浦さら

家庭教師兼マンツーマン塾講師歴15年以上。主な指導科目は数学・物理・化学。毎年多くの高校生や大学受験生を直接指導する経験から、進学校と呼ばれる学校の実態、高校では教えてくれない大学受験の本当のコトを教えます。塾や学校に騙されない人を増やしたい!知らないとマジで損をする極秘情報や他では得られない最新情報も発信します。

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