塾を辞めることは決めた。
そこで次に気になるのが、
「いつまでに伝えればいい?」
という問題です。
「今月末で辞めたいけど、月末に言っても間に合う?」
「来月から行かないなら、今月中に言えばいい?」
「退塾届って必要?」
「授業料はいつまでかかる?」
このあたりは、塾によってルールが違うため少し注意が必要です。
結論からいうと、退塾を決めたらできるだけ早めに、今通っている塾の規約や案内を確認するのが一番です。
「一般的には○日前」と決めつけるより、塾ごとのルールを確認したほうが確実です。
私は塾講師として15年以上、生徒・保護者とのやり取りを見てきました。
退塾時のトラブルで多いのは、
「もう行かないつもりだった」と「契約上の退塾日」がズレていること
です。
この記事では、塾を辞めるときにいつまでに伝えるべきか、退塾前に確認したい手続きや費用について解説します。
関連記事:塾を辞めるときの伝え方|いつ・誰に・何て言う?現役塾講師が解説
塾を辞めるときはいつまでに伝える?
塾によって異なります。
そのため、
「○日前なら絶対大丈夫」
とは言い切れません。
まずは契約時の書類や塾からの案内を確認してください。
退塾期限が決められている場合
塾によっては、
・前月までに申し出る
・毎月○日までに申し出る
・退塾届の提出日を基準にする
など、ルールが決められていることがあります。
この場合は、その期限に従う必要があります。
期限が分からない場合
分からなければ、
「○月末で退塾を希望しているのですが、いつまでに手続きすればよろしいでしょうか。」
と塾へ確認しましょう。
これが一番確実です。
「今月末で辞めたい」は月末に伝えても大丈夫?
ここは注意が必要です。
今月末で辞めたいと思っていても、月末に伝えればそのまま今月末で退塾できるとは限りません。
申し出期限を過ぎている可能性がある
たとえば、塾の規定が、
「退塾希望月の前月○日まで」
となっている場合。
月末に伝えると、翌月分まで在籍扱いになる可能性があります。
まず希望を伝えて確認する
「できれば今月末で退塾したいのですが、手続き上可能でしょうか。」
と確認してください。
勝手に判断せず、塾側の返答を確認するのが大切です。
退塾を伝えるときに確認すること
退塾連絡では、
「辞めます」
だけで終わらせず、必要な手続きも確認しておきましょう。
正式な退塾日
まず確認したいのが、
いつが正式な退塾日になるのか
です。
最後に授業へ行く日と、契約上の退塾日が同じとは限りません。
最後の授業日
退塾日まで授業が残っている場合は、
「最後の授業はいつですか?」
と確認しておきましょう。
退塾届は必要?
これも塾によります。
口頭やLINEだけで終わる塾もあれば、正式な退塾届が必要な塾もあります。
書類が必要なら提出期限も確認する
退塾届が必要なら、
「いつまでに提出すればいいですか?」
と確認してください。
LINEで辞めると伝えただけでは手続き完了とは限らない
普段LINEで連絡している塾でも、
「退塾希望を伝えた=手続き完了」
とは限りません。
塾側から必要な案内を受け取ったら、最後まで確認しましょう。
関連記事:塾を辞めるLINE・メール例文|短く失礼なく伝える書き方
授業料はいつまでかかる?
ここも必ず確認したいポイントです。
「もう行かないから、来月分はかからない」
とは限りません。
退塾日まで費用が発生する場合がある
正式な退塾日が翌月末なら、翌月分の授業料が発生する可能性があります。
引き落としのタイミングも確認する
すでに翌月分が引き落とされている場合もあります。
その場合は、
「この分はどういう扱いになりますか?」
と確認しましょう。
講習費や教材費はどうなる?
夏期講習、冬期講習、教材費なども確認したほうがいいでしょう。
すでに申し込んでいる講習がある場合
講習の申込後に退塾する場合、
「講習もキャンセルになるのか」
「費用は発生するのか」
を確認してください。
教材費は返金されない場合もある
教材をすでに発注している場合など、費用の扱いは塾ごとに異なります。
そのため、
「退塾するので全部返金されるだろう」
とは考えないほうがいいでしょう。
振替授業が残っている場合はどうする?
振替が残っている場合も確認しておきましょう。
退塾後は振替できないこともある
塾のルールによっては、退塾後に振替授業を受けられない場合があります。
残っているなら先に聞いておく
「未消化の振替授業がありますが、退塾前に受講できますでしょうか。」
と確認しておくと安心です。
教材や貸与物は返す?
塾から借りているものがある場合は、返却が必要です。
借りている教材や備品を確認する
たとえば、
・タブレット
・貸出教材
・カード
・鍵
などです。
返却日を確認する
「最終授業日に返却すればいいですか?」
と確認しておけば、後から再度行く手間を減らせます。
現役塾講師から見ると一番困るのは「もう辞めたつもり」
ここは現場目線です。
退塾時にズレが起きやすいのが、
保護者側:
「もう行かないので辞めたつもり」
塾側:
「正式な退塾手続きが終わっていない」
という状態です。
欠席と退塾は別
授業へ行かなくなったからといって、自動的に退塾になるとは限りません。
塾側では、
「欠席しているだけ」
と認識している可能性があります。
退塾は手続きを最後まで確認する
だからこそ、
「○月末退塾で手続き完了という理解で合っていますでしょうか。」
と最後に確認しておくと安心です。
この一文があるだけで、認識のズレを減らせます。
電話で退塾日を確認したら文字でも残しておくと便利
電話で話した内容は、あとから細かい部分を忘れることがあります。
LINEやメールで確認する
たとえば、
「先ほどはありがとうございました。確認ですが、○月末退塾で、○日までに退塾届を提出するということで承知しました。」
と送っておくと見返せます。
大げさな話ではない
これは「証拠を残す」というより、
後から見ても意味が変わりにくいようにする
ためです。
特に日付や金額は、文字で確認できると安心です。
急に辞めたい場合はどうする?
急に辞めたい場合でも、まず退塾時期を確認してください。
今日伝えても今日退塾とは限らない
急な事情があっても、契約上の退塾日が別に決まっている可能性があります。
通塾自体が難しいならそのことも伝える
「次回以降の通塾が難しい状況です。」
と伝えたうえで、
「正式な退塾時期を教えてください。」
と確認しましょう。
関連記事:塾を急に辞めたい|今日伝えても大丈夫?確認すること
転塾する場合は開始日と退塾日の重なりに注意
別の塾へ移る場合は、今の塾の退塾日と次の塾の開始日を確認しましょう。
二重に費用がかかることもある
次の塾をすぐ始めると、在籍期間が重なる可能性があります。
先に今の塾の退塾日を確認しておく
転塾先の開始日を決める前に、
「今の塾はいつまで在籍になるのか」
を確認しておくと予定を立てやすくなります。
関連記事:他の塾に移るとき何て言う?転塾を伝える例文(準備中)
退塾手続きの確認例文
最後に、手続き確認で使いやすい例文をまとめます。
LINE・メールで確認する場合
「○月末で退塾を希望しております。
退塾にあたり、
・退塾届の有無
・提出期限
・最後の授業日
・費用の扱い
について教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。」
電話後に確認する場合
「先ほどはありがとうございました。
確認ですが、○月末退塾で、○日までに退塾届を提出するということで承知しました。
ほかに必要な手続きがございましたら教えてください。よろしくお願いいたします。」
まとめ|塾を辞めると決めたら早めに期限と手続きを確認する
塾を辞めるときは、
できるだけ早めに、今通っている塾の退塾ルールを確認する
ことが大切です。
確認したいのは、
・退塾の申し出期限
・正式な退塾日
・退塾届の有無
・最後の授業日
・授業料や講習費
・振替授業
・貸与物の返却
です。
現役塾講師の立場からすると、退塾時に一番避けたいのは、
「家庭では辞めたつもり、塾ではまだ在籍中」
というズレです。
LINEを送った。
電話した。
それだけで終わらず、
「○月末で退塾手続き完了という理解で合っていますか?」
まで確認しておくと安心です。
退塾すると決めたら、気まずさより先に日付と手続き。
ここを押さえておけば、余計なやり取りを減らしやすくなります。
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