今回は、大学入学共通テスト対策におすすめの物理の問題集を紹介します。
大学入学共通テスト直前の対策として、苦手分野の対策にも使える問題集になりますので、直前の確認としても使える問題集ばかりです。
今回おすすめする問題集は次の3冊です。
いずれも大学入学共通テスト直前になると在庫が少なくなりますので、気になる方は早めにチェックしましょう。
共通テストの物理で高得点が狙える!直前対策におすすめの問題集3冊
大学入学共通テストは、センター試験と異なり、図表、グラフの読み取り、考察など、新傾向の問題が出題されます。
大学入学共通テストの直前に何をしたらいいのかわからないという受験生は参考にしてみてくださいね。
大学入学共通テスト 物理 実戦対策問題集
大学入学共通テスト 物理で高得点を取るためには、考える力を鍛える必要があります。
そのためには、大学入学共通テストの問題形式に慣れることが大切です。
大学入学共通テスト物理 実戦対策問題集は、大学入学共通テストで出題が予想される長めの文章を読ませる問題、複数の図表から情報を得て解かせる問題の演習ができます。
上のページは、力学分野の会話形式の問題になります。
また、大学入学共通テスト物理 実戦対策問題集の特長は分野別になっていること!
波だけ復習したいとか、原子だけ確認したいという受験生には使い勝手がいいですよ。
大学入学共通テスト物理 実戦対策問題集では、以下のように、5つの分野別に3段階の難易度で分類して収録しています。
- 力学:確認問題(56問)、基本問題(13問)、実践問題(14問)
- 熱:確認問題(20問)、基本問題(7問)、実践問題(6問)
- 波動:確認問題(36問)、基本問題(10問)、実践問題(14問)
- 電磁気:確認問題(50問)、基本問題(10問)、実践問題(11問)
- 原子:確認問題(11問)、基本問題(2問)、実践問題(5問)
共通テスト物理 実験・資料の考察問題26
大学入学共通テストでは、これまで覚えたり演習をして培った知識と、実験・資料から読み取れる情報を掛け合わせて解く力が要求されます。
共通テスト物理 実験・資料の考察問題26では、リード文の読解、考察問題の形式に慣れるような問題演習が全部で26問そろっています。
上のページは、力学分野の実験結果を正しく読み取る問題になります。
共通テスト物理 実験・資料の考察問題26は問題数が全部で26問なので、多くの演習には手が回らないという受験生向けとも言えます。
具体的な構成内容は以下の通り。
- 実験結果を正しく読み取る問題(5問)
- 実験結果を予想する問題(7問)
- データから規則性を見つける問題(4問)
- 会話文をもとに考察する問題(5問)
- 身近な現象を考察する問題(5問)
カテゴリー別 大学入学共通テスト対策問題集 物理
カテゴリー別 大学入学共通テスト対策問題集 物理は、大学入学共通テストで必要とされている内容を分野ごとに次の4つのカテゴリー別に分けて、学習しやすくした問題集です。
- 知識確認の問題
- 考察問題
- グラフ・図・資料を読み解く問題
- 読解問題
上のページは、力学分野の知識確認の問題になります。
上のページは、波動分野のグラフ・図・資料を読み解く問題になります。
また、受験生個々の学習の状況により、次のような使い分けもできます。
・大学入学共通テスト演習序盤に取り組む⇒大学入学共通テスト対策、どんな傾向なのか、問題を一通り演習する
・大学入学共通テスト演習終盤に取り組む⇒苦手なカテゴリーを重点的に演習できる
巻頭・巻末には、物理の重要な公式が掲載されているので、大学入学共通テスト直前に再度確認できるのも嬉しいです。
共通テストの物理で高得点が狙える!おすすめの予想問題集
大学入学共通テストを想定した実践形式の演習をするなら、やはり予想問題集です。
個人的にやっておいて損はないものが、次の2冊になります。
大学入学共通テスト実戦問題集 物理/駿台文庫
個人的な見解になりますが、大学受験の理科に関しては、駿台予備校が一番だと感じています。
そのため、駿台講師陣が総力をあげて作成したオリジナル問題が入った大学入学共通テスト実戦問題集 物理を大学入学共通テスト直前にやっておいて損はありません。
私も毎年担当する受験生には必ず演習をするように指示しています。
共通テスト実戦模試 物理/Z会
個人的な見解になりますが、Z会の共通テストの実戦模試は物理に限らず、全科目難しいです。
駿台文庫の大学入学共通テスト実戦問題集 物理よりも難しいです。
センター試験時代に、Z会の共通テストの実戦模試に掲載した問題と酷似した問題がセンター試験本番で出題されたこともあって、担当する生徒には解くようにすすめています。
共通テストの物理で高得点が狙える!直前対策におすすめの問題集のまとめ
大学入学共通テストでは理科のリード文が長くなる傾向があること、グラフや考察を扱った問題が出題されると予想されます。
学校で配布されるリードα、センサー、セミナー物理ではとても対応できません。
今年も、多くの受験生から、大学入学共通テスト直前に、何をしたらいいのか?という相談を受けますが、以下の3冊のいずれかか、余力があれば全部やってみることをすすめています。
なかには、波動分野が苦手という生徒は、3冊購入し、波動だけを直前に確認するという受験生もいます。
今年は原子分野の出題も予想されますので、合わせて対策してみてはいかがでしょうか。