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マークシートは鉛筆の硬度と消しゴムで差がつく!シャーペンがNGな理由も

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マークシートは鉛筆の硬度と消しゴムで差がつく!シャーペンがNGな理由も 受験当日の注意点
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共通テスト対策の模試が近づくと、毎年質問されるのがこれ。

「マークシートは鉛筆なの?シャーペンだとダメなの?」

「グリグリ濃く塗れば、シャーペンでもいいよね?」

結論からいうと、マークシートは鉛筆です。シャーペンはダメです。

今回は「マークシートは鉛筆の硬度と消しゴムで差がつく!」という実体験にもとづく話を紹介しつつ、シャーペンがNGな理由も解説します。

多くの人が鉛筆か、シャーペンか、で迷っているようですが、消しゴムで差がつくという盲点があるんですよ。

さら
さら

マークシート用鉛筆や消しゴム、いろいろありますが、毎年生徒さんにおすすめして好評なものが、三菱鉛筆 鉛筆 ユニ マークシート用 HB 1ダース UMSHBサクラクレパス 消しゴム フォームイレーザーダブル マークシート用 RFW-100M です。

\マークしてもマークシートが汚れにくい、マークする時間が短縮できる/
\軽い力でよく消える!消し後の綺麗さはピカいち/

【関連記事】共通テストは制服・私服どっち?私服の場合は注意!過去には黒いゴミ袋で受験も

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マークシートに使う鉛筆の硬度含めた3つの注意点

共通テストのマークシートに使う鉛筆には、次の3つの注意点があります。

  • 黒鉛筆に限る
  • 硬度、つまり芯の硬さはH、F 、HB
  • 和歌や格言などが印刷されているものはNG

1つづつ詳しく見ていきましょう。

黒鉛筆に限る

引用元Amazon

マークシートには黒鉛筆だけという基本ルールがあります。黒の色鉛筆でも、黒のボールペン、黒ペン、シャーペンでもダメということです。

要するに、マークシートは、単純に見た目が黒く塗られていればいいとか、濃く塗ってあればいいという問題ではないということです。

問題なのは、黒鉛筆でなければマークシートが読み取れない可能性があるということ。

とくに気をつけたいのは、シャーペンでグリグリ塗ることです。

マークシートを塗った跡が反射してしまい、読み取れない可能性が高くなります。

また、間違った場合に消しゴムで消したつもりでも、マークシートが凹んでしまっていると、読み取られる可能性が高くなります。

読み取れない可能性がどの程度なのかは正直誰にもわかりません。

ネット上では「シャーペンでも問題なかった」などの口コミもありますが、大学入試でのマークシートの読み取りの正誤まで開示してもらっていないはずです。

なので、100%問題なかったという保証はどこにもありません。

マークシートは共通テストだけでなく、私立大学の入試でも多数採用されていて、マークシートを読み取る機械もさまざまあります。

どの機会ならシャーペンで塗ったマークシートの読み取りも問題なくて、どの機械では読み取れないという確実なデータがないのであれば、大事な大学受験で無意味なリスクを払うことは意味がないと個人的には思います。

鉛筆硬度の規定は「H・F・HB」だが…

引用元Amazon

共通テストの規定では、鉛筆硬度はH・F・HBとされています。

が、私がおすすめする硬度は「HB」です。

理由は単純で、鉛筆硬度「H・F」より柔らかいので、「HB」でマークしたものの方が消すのに時間がかかりません。

時間重視の入試ではなかなか消えないとストレスにもなりますし、他の受験生との差になります。

私の経験上「H・F」は硬いです。マークシートを塗るときに、つい力が入ってしまいマークシートが凹む可能性もあります。

また、硬度「B」の鉛筆を使っても指摘された生徒はいませんので、おそらく使用しても問題はないようです。

では、共通テストの規定に「B」がなぜ入っていないのか…

これは私の推測ですが、おそらく「B」以降の芯の濃さでは、マークした部分に手や洋服の袖が擦れて、回答用紙のほかのマーク部分を汚してしまう可能性があるのでしょう。

無意識のうちに、マークミスをしてしまうことを防ぐためではないかと考えられます。

和歌や格言などの印刷されている鉛筆はNG

共通テストでは、カンニングや不正行為を避けるために、さまざまな策が講じられています。

そのなかのひとつが使用する鉛筆に和歌や格言、英単語、英文などが印刷されているものはNGとしている点です。

ここでいう英単語には各メーカーさんのロゴなどは含まれませんので、無地の鉛筆とまで神経質にならなくても大丈夫です。

余談ですが、共通テストは制服で受験しなくてはいけないというルールがないので、私服で受験する受験生もたくさんいます。

鉛筆のロゴ以上に神経質になった方がいいものが、洋服、とくにトップスです。

実際に担当した生徒が受験した会場での出来事です。

ロゴの多めなバックプリントのトレーナーを着て受験会場に来た受験生、試験が始まると試験監督に外に連れ出されて、トレーナーを裏返しに着替えさせられて会場に戻ってきたとか。

1日目の社会、国語、英語、リスニングの計4回同じ光景を目にしたと言います。

カンニングしようにも、何の参考にもならないロゴなのに…と会場にいた他の受験生も呆れていたとか。

私の住む地方の某予備校では、ファーストリテイリング傘下の某メーカーのグレーパーカーを推奨しているのか、その某予備校の浪人生はまるで制服のようにみんなで同じパーカーを着ていますよ。

ちょっと異様な光景です…

マークシート用鉛筆の硬度と普通鉛筆の硬度の違い

マークシート用鉛筆と普通鉛筆の違いは、主に次の4つになります。

  • 芯の粒子が細かく均一になっている
  • 軽い力で濃くしっかりとマークできる
  • マーク時間が短縮できる
  • 消しやすい

マークシート用鉛筆はマークシートに使う目的で作られた鉛筆なので、一般的な鉛筆よりもメリットが多いのです。

実際に使い比べてみればわかりますが、マークシートを塗るときに、ザラザラとした違和感をほとんど感じません。

また、軽い力で濃く塗れるので、マークシートが凹む心配もありません。

さらに、濃く塗られていても、軽く塗ってあるため、スムーズに消せます。間違えた…時間がない…といった焦る場合でも、ストレスにならずにすみます。

マークシートは鉛筆硬度と消しゴムで差がつく事実

引用元Amazon

これまで、鉛筆の硬度について話してきましたが、盲点は消しゴムなんです。

共通テスト対策の模試が近づくと、毎年質問されるのが、鉛筆の硬度です。

しかし、これまで消しゴムに関しては、特に初めてマークシートを使う模試を受ける前に質問されたことが1度もありません。

ところが、早く気がつく生徒さんは、1回目のマーク模試で何らかやらかしてきます。

「間違えに気づいて、焦って他のマークまで消しちゃった…」

「消しゴムが黒だから、汚れていることがわからなくて、消したらマークシートが真っ黒になった…」

「手汗がすごくて、消しゴムが濡れてしまって、うまく消せなかった…」

などなど、焦れば焦るほど、さまざまな消しゴムのトラブルが出てきます。

マークシートの消しゴムにまつわるトラブルと原因

  • 他のマークまで消しちゃった⇒消しゴムが大きる
  • 消したらマークシートが真っ黒になった⇒黒い消しゴムを使っているので汚れに気づかない
  • 消しゴムが濡れてしまって、うまく消せない⇒消しゴムを1個しか持っていない
  • 消しゴムがボロボロする⇒某メーカーの消しゴムは「まとまる」かもしれなけど、ポロポロします
引用元Amazon

私の長年の経験から使える消しゴムは「サクラクレパス 消しゴム フォームイレーザーダブル」のシリーズです。

マークシート用の消しゴムもさまざま販売されていますが、角がある使い始めはいいとしても、使っていくうちに、普通の消しゴムと変わらない気がしますが、気のせい?

個人的には、マークシート用が販売される前から愛用している一番小さい「サクラクレパス 消しゴム フォームイレーザーダブルRFW-40」なら、マークがピンポイントで消えるので、ストレスなしです。

マークシート用も販売されていますが、マークシート用が販売される前から愛用している一番小さいRFW-40なら、マークがピンポイントで消えます。

100均やホームセンターで、3個入りでも売っているようなので、気になる方は試しに使ってみてください。ストレスなく、きれいに消えます。

引用元Amazon

ちなみに、ケースに入ったこのタイプ 長かろうが、短かろうが、試験で使うのはやめた方がいいです。

つい力が入ってしまい、消しゴムが中に入ってしまう、折れるなど、試験中イライラ度MAXとか。

過去教えた多くの受験生が失敗しています。携帯するのは便利だけどね。

マークシートは鉛筆の硬度と消しゴムで差がつきます!

ここまでをまとめると以下の通り。

マークシート専用と謳ったシャーペンなどもたくさんありますが、トラブルを回避する意味でも黒鉛筆と、最適な消しゴムを使うことで、少しでも受験の不安やストレスを軽減しましょう。

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